バロッサバレー 薔薇とワイン
11月22日
(バロッサバレーのブドウ畑)
日曜日です。
旅人にとって、日曜日というのは意外と不便な日。
銀行や公的機関だけではなく、街中にいると、お店もレストランもお休みのところが多いからです。
大都会だけではなく、片田舎でも同じ。
西オーストラリアの南部の町に滞在した時がちょうど日曜日で、町のレストランで開いているのは2軒だけでした。
選択肢の少ない中で結局中華レストランに飛び込んでしまったのですが。
ところが
今いるバロッサバレーの日曜日は、ちょっと違います!!快適
観光地だからです。
ホテルも観光地だと、日曜日は特別ルール。
チェックアウトは日曜日に限り11時で良いよ!!と案内文に書いてあり、やった~
昨日からの疲れがたまっていて(やっぱり緊張したみたいです)ゆっくりしたかったのです。
朝食も日曜日に限り10時まで良いよ!!とも書いてあります。
朝食に滑り込んだのは9:30でした。
(Barossa Weintal Hotel)
(昨日チェックインしたのが遅かったため、もう部屋はほぼ満室状態。
予約の時に希望していたツインベッドルームがなくなっていたので、ホテルがお詫びとしてコンチネンタルブレックファーストをサービスしてくれました!!ラッキー)
リゾートのホテルはさすが、日曜日はリゾート気分にさせてくれるんですね
(と言っても、リゾートホテルではなくモーテルでしたけど。でもプールも付いて居心地の良いモーテルでした。)
モーテルをゆっくりと11時過ぎに出発し、向かった先は:
Barossa Old Rose Repository
BarossaのAngastonにあるヘリテージ・ローズの保管場所。
今回の私の旅の目的は、こんな場所を訪問すること。
オーストラリアに昔植えられ、その後新品種が出る度に人々の記憶から忘れられ、とうとう名前もわからなくなって道端に、墓地に、ひっそりと咲いているヘリテージ・ローズ。
その母株から殖やした種の保存場所として、この地域のヘリテージ・ローズ保存活動をしている人々が2003年にここを作り手入れをしています。
ただし、残念なことに時期が遅く、薔薇の花はほとんどの花が終わっていました。
名札もないため、品種もよくわからず仕舞い。規模も品種数も、思っていたよりは小さく少なめでした。
あっという間に見学出来たので、次をめざすことに。
Barossa Chateau
Lyndoch Hillというモーテルの敷地一帯が薔薇園になっており、3万株の薔薇が植えられているそう。
こちらは期待の薔薇園だったのですが、やはり時期が遅く、しかも敷地が広すぎて折角の薔薇も多い割には点在して植えられている印象でした。
それでもモダンローズはホテルのエントランスを彩って、訪れる人も印象が良いよう、一生懸命手入れされている様子でしたが、ホテル裏側に植えられたオールドローズは、もう忘れられて手も入っておらず、名札だけで枯れてしまったものも。枯れて台木がブッシュに育っているものも。
こちらが主たる目的だった私には、とっても残念でした。
バロッサはやはりワインの町。 薔薇よりも、訪れる人もワイン目あてなんでしょう~。
ワインよりも薔薇だった私達の方が、とっても珍しいはず!!
自分でも自覚しています…!
というのも!!
「バロッサに宿泊までして一日過ごしたのに、ワインを一滴も飲まなかったって~!?」
その夜、アデレードに戻り、アデレードの友人夫妻とまた合流してこの事を話したら、こう言われました。
半分冗談で。
なぜなら前回アデレードを訪れた時に、この友人夫妻にバロッサのワイナリーに案内してもらっているからです。
ワイナリー巡りをして、とっても楽しかったねとその夜の話も盛り上がりました。
(シーフードレストランでお食事)
薔薇は…。 う~ん、いまひとつだったかも。。。
バロッサはやはりワインかもしれません。
でも前夜宿泊先のホテルで、地元のスパークリングワインは飲みました
これもワインといえば、立派なワイン
(バーもレストランもついていて、なかなか快適なモーテルでした。)
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