スターリング山脈を疾駆
11月16日
西オーストラリアの南端まではパースから400km。
とてもそこまでは行けないと最初から途中で引き返す予定で、昨夜までは宿泊した町、Katanningで戻るつもりでいました。
(宿泊したモーテル)
でも一夜明け元気を取り戻すと、ここまで来たならあと100km、花の宝庫と言われるスターリング山脈まで行ってみよう!!
とがぜん張り切った私!!
西オーストラリアの山道を走るつもりで借りているのもSUV車です。
オーストラリアの東海岸も、ここ西海岸も、内陸部は基本延々と続く広野、牧場、原野。
つまり早い話が広々とどこまで行っても広大な赤土の大地でした。
それが
Katanningから車を走らせること一時間余り、広野の端にぽっこりと隆起が見え始めました。
それでも、スターリング山脈なんていってもかわいいこと!!
日本の山に比べたら、札幌の三角山ね!なんて言っていました。 (すみません、ローカルネタで。)
それが、山道へ分けいること十数分、景色は道を曲がるごとに野性味を帯び、山も急峻に!!
その山の姿が一つ一つ違い、感動の景観が広がります。
道は小石混じりの舗装されていない悪路のため、跳んだり跳ねたり。車を停める余裕もなく疾駆
(チッティク)
それでも、ここは!!という場所で写真を撮ろうと車を停めると! あらら!!
(スカーレット・バンクシア)
もう遅いと思っていたワイルド・フラワーが、存在感もたっぷりに咲いているではありませんか!!
車を停めるたび、また、また、また。
(カット・リーフ・ドリアンドラ)
目を上げると、山々の勇姿。
足元には、ドンと立派な花をつけるワイルド・フラワー!!
(バンクシア)
スターリング山脈まで来て本当に良かった!! この際だった景観は別格でした♪
(グラス・トゥリー)
さあ、一路パースまで戻らなければ
明日は、2012年以来、ずっとまた再会したかった方にお会いするのです。
ティーローズに心を奪われ、その魅力を2012年の佐倉 国際ヘリテージ・ローズ会議でも力を込めて講演してくださいました。
たまたまその講義を私が翻訳させていただいたご縁で、今回こうしてはるばる私もパースまでやって来ました。
少し緊張、大きく期待の楽しみな明日です
すると。。。
急ぐ帰り道に
110kmで飛ばしていたら、片道1車線道路の前方に、こんなものが出現
いきなり前方に、ゆっくりと移動中のこんなものが出現したらビックリしますよね~
110kmでぶつかったらどうなることか。。。
なんとか、側道からぬかさせてもらいクリアしたのですが。。。
二車線道路の二車線分を占めて移動するなんて
麦刈りに使用するタンクらしいのですが、びっくりの出来事でした!
(その後も何度か、似たようなことに遭遇しました。Over Size、オーバーサイズだよ、とは黄色の大きな文字で書いてあるのですが、書いてあればいいってものでもないと思うのですが。。。いきなり出くわすんですもの。。。
前方には先導車がいたので、前方から来る場合には多少、心構えができるのかも。。。
そういえば、イギリスでも似たようなことがありましたが。。。)
| 固定リンク
「2015.11オーストラリア旅行」カテゴリの記事
- アデレード カリック・ヒルとシーダーズ(2015.12.01)
- 無事帰宅 大雪のお出迎え(2015.11.27)
- メルボルン 薔薇の旅の終わりに(2015.11.26)
- アデレード 最後に出会った珠玉の薔薇園(2015.11.24)
- バロッサバレー 薔薇とワイン(2015.11.23)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント