メルボルン旅立ちの朝
11月14日
西に東に駆け巡ったメルボルン周辺地帯の旅、とうとうパースへと旅立つ日の朝を迎えました。
夕方の出発まで、折角だからメルボルンの市内見物をしようとやって来たのは、カールトン・ガーデンズ。
そう~やっぱりガーデンなんです♪
といっても、ここは市内の中心部。カールトン・ガーデンズと呼ばれる緑地には、世界文化遺産にもなっている歴史的な建物、王立展示館と近代的な建物のメルボルン博物館があります。
カールトン・ガーデンズ自体も世界文化遺産に含まれているだけあって、おしゃれな噴水、手入れの良い芝生、オークの並木道が続きます。
1888年の博覧会会場になったという王立展示館の見学は、午後2時のガイドツアーがあるのみで残念ながらできませんでしたが、西側に可愛い庭を発見!!
何故か植えられている薔薇はオールドローズ系ばかりです♪
これに刺激され?! 次に目指したのはクイーン・ビクトリア・ガーデン。
この名前なら薔薇がありそう~との全くの当てずっぽうだったのですが、ありました!!
高層ビルの見えるいかにも市内の薔薇園ですが、今が最盛期♪モダンローズが花盛りでした。
この一帯は次々とこうした公園が続く一大公園群!!
アレクサンドラ・ガーデン、クイーン・ビクトリア・ガーデン、キングス・ドメイン、ロイヤル・ボタニック・ガーデンズとどれも広大な公園が連なります。
植物園は外せないとロイヤル・ボタニック・ガーデンズに車を駐車。土曜日なので市内は走りやすいのですが、駐車は込み合っています。
植物園の園内図を見ると、原種薔薇のコーナーが一番奥に!!これは行かなくては!!
歩く道すがらの植物も工夫されて植えられ、見た目も楽しく歩けます。
Kids Gardenには子供達がいっぱい!!楽しそうな歓声が聞こえてきます。
トピアリーもこんなに可笑しい!!
原種薔薇の庭は総数100本くらいでしょうか。
歴史的にそれがどんな薔薇なのかが説明され分類されているだけではなく、庭としてもオベリスク仕立てを使って立体的にアレンジされています♪
メルボルンを立つ日の最後に、ここに来られて良かった!!と思える素敵な原種薔薇の庭でした。
付記:
Alister Clark Memorial Rose Garden
アリスター・クラーク・メモリアル・ローズ・ガーデン
メルボルン空港から北西にわずか7分のこの薔薇園は、20世紀初頭に活躍したオーストラリアの薔薇育種家、世界的にも有名なアリスター・クラーク氏の家と仕事場のあった場所です。
今もなお、オーストラリアの家々には彼が作出した薔薇、Lorraine Lee, Nancy Haywardなどが植えられているそう!!
ここをぜひ見たくて、メルボルンに来た日、その足で見に行きました…なんと!!
ストームのため閉園している、しばらくお待ち下さいとの表示が!
でも薔薇は咲き乱れ、大きく痛んだ風情でもないのに!!
また次の日、はるばるWerrabeeから訪れてみました…まだ閉園!!
外から庭を覗くのですが、その可愛らしい風情ったら♪白い塀際から咲きこぼれる薔薇の花花!!
庭もいろいろな花や木と取り合わせて、なんとも魅力的なガーデンです。
そして今日!!3度目の挑戦!!
それでもダメでした…。
この薔薇のシーズンに、せめて週末の今日なら開いていると思ったのに!!こんな素敵な薔薇の庭を開けないなんて、あまりにももったいない!!
結局、このガーデンは外からしか見られずに終わりました。
しかも3度も!!
残念な気持ちを残しつつ、今、パースに向かっています!!
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