New Farm Park薔薇園 ブリスベン
ブリスベン
ニュー・ファーム・パーク薔薇園
New Farm Park
ブリスベンは、ブリスベン川がゆったりといくつもの蛇行を繰り返すその川沿いに広がる川の街です。
私たちのホテルはブリスベン中央駅のすぐ裏手にありますが、そこから川まで広がる蛇行で出来た中州にも似た半島のような地域はブリスベンの繁華街。市庁舎のあるキング・ジョージ・スクエアやおしゃれなレストラン、ショップが連なるクイーン・ストリート・モールがあります。滞在するにも便利な場所でした。
その半島とは東隣の半島のような地域の先端、やはりブリスベン川の蛇行点に沿って、ニュー・ファーム・パークという広々とした市民の憩いの公園があります。その一角にある薔薇園が今回の薔薇園めぐり第一号、ニュー・ファーム・パーク薔薇園。
1913年に市がこの地を買い取り公園として整備したそうです。
ヘリテージ・ローズがある薔薇園として紹介されていた通り、モダン・ローズの整形薔薇園の一角に、いくつものアーチ状にパーゴラが組まれ宿根草がアレンジされた場所にヘリテージ・ローズ、オールドローズが集められています。
ほとんどの薔薇に名札も付いていて、オーストラリアに多いヘリテージ・ローズ、ティーローズのコレクション。
Anna Oliver(タグだけですが)
Safrano
そしてその中に、名前を特定できず発見された時の仮りの名前「Blackiston tea rose」という札の付いた薔薇も。
植民地時代に植えられた、各地に残る古い薔薇を発見保存しようという試みがオーストラリア、ニュージーランド、アメリカなどの旧イギリス領の地域でさかんですが、私がみつけたヘリテージ・ローズが見られる薔薇園を紹介するサイトも、こうした試みに取り組む人々が参加する団体のサイトです。
(Tea Rambler)
この一角には、ディビッド・オースティンのコーナーもありました。
花は咲いてなかったのでタグだけです。
Dove, The Pilgrim, など。
イングリッシュローズの中では古い品種ばかりですが。イングリッシュローズが世に出た最初の頃に植えられたのでしょうか。その意味でも、これもヘリテージ・ローズかもしれません。
モダンローズのコーナーで、面白いことを発見!
ブリスベンの街でもアイスバーグがよく植えられていたのですが、この薔薇園には実にアイスバーグが多いこと多いこと!
白いアイスバーグだけでなく、
Hot Pink Icebergや、
(Hot Pink Iceberg)
Gold Iceberg。
(Gold Iceberg)
Burgundy Icebergなど、こんなに種類があったんですね。
(Burgundy Iceberg)
それに、ブリスベンの市民にこんなに愛されているなんて、アイスバーグは私も好きな名花ですが、またひとつやっぱり特別な薔薇なのね~と、箔がついた思いです。
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