« Shropshireの友人宅にて | トップページ | シュードリー城、遺跡と薔薇と »

2012.07.08

Shropshireのオープンガーデン

2012.7.1 (追想 「友人宅での3日間-その2.(完)」)

友人宅はShropshire州北西のはずれ。
この先にはあと2軒しかない、という牧畜地帯の奥の奥にあります。
The Yellow Bookで、この日Shropshire北部でオープンガーデンをやっていることがわかり行ってみることにしました。

Wollerton Old Hall
Wollerton, Market drayton, TF9 3NA
www.wollertonoldhallgarden.com
6ポンド

S0066

ここは先週オープンガーデンだったところですが、8月までは日曜日はオープンしているそう。今日は日曜日なのでラッキー。

S0065

しかも、予想以上に素敵な場所でさらにラッキー。
この地域の名家で一部を開放しているらしいのですが、家を維持するのも大変ですね。
家もお庭もこうして常にきれいにしていなければいけないなんて。

S0102

今回の旅でこの家に限らず、歴史的な建物にまだ居住しつつ、公開することで庭や屋敷を維持している邸宅をいくつも見てきました。
お城暮らしも楽じゃないなあ~、古い家は住みづらいだろうし。
名家の妻じゃなくて良かった。。。(?!)

S0071

垣根で区切られたテーマ別の庭は、ここでも薔薇が花盛り。あしらわれている花がキャットミント、ラムズイヤーなどコテージガーデン風の親しみやすい花が多く、友人のEちゃんも新しい家の庭造りの参考にしていました。

S0089

それにしてもイギリス、やはり奥が深いです。
こんな地方の何気ない片田舎にも、Yellow Bookに載っている歴史ある館やお庭がぽっと存在するなんて。

S0093

手入れよく、きちんと整備されたとてもきれいなお庭でした。

Marchamley House
Marchamley, nr Hodnet SY4 5LE
入場料3ポンド

そのすぐ先の道に、今日オープンガーデンのお家がありました。
オープンガーデンをするためには、広い駐車場の確保も必要みたいです。
黄色のngsの看板をたよりに行くと、駐車場の案内をするおじさまが。

S0155

入口は狭いのですが、奥の農地(!)が今日の仮駐車場。
この辺では今日のオープンガーデンはここだけのせいか、次々車が集まってきます。

お庭もかわいく、ますます親しみやすい庶民的なお庭。

S0143

あちらこちらで楽しく談笑する人の姿が目立ち、きっとご近所の仲良しさん達がここで出会ったのでしょう。

S0142

そんな光景も地域のオープンガーデンならでは光景に思えました。

さて、そろそろひとやすみしたい時間。
ここでお茶を飲むこともできたのですが、Eちゃんが時々行くというカフェに案内してもらいました。

Battlefield Falconry Centre
Sparrow's Cafe 1403

S0157_2

バトルフィールド、戦場とはまたどうして?
と思ったら、なんとここはヘンリー4世の舞台となる1403年の戦いの場だったんですね~。
ということは!

S0156

Shropshireのこのバトルフィールドなるところが、実在の人物ホットスパーや、史劇「ヘンリー4世」でシェイクスピアが生み出した稀代の道化役フォルスタッフが活躍した場所ってこと!?

以前私が作ったシェイクスピア・ハーブ・ガーデンで私が集めた種々のハーブは、それぞれシェイクスピア劇の劇中に登場するハーブなのですが。。。

例えば「あのカモマイルという草は、踏まれれば踏まれるほどよく育つというけれど、人の青春は、浪費すればするほどはやく衰えるものだ」という名台詞をフォルスタッフが言ったという、その場所だったのです!

S0165

このフォルスタッフはまだ皇太子だった後のヘンリー5世、皇太子ハルの放蕩仲間なのですが、そのはちゃめちゃぶりが舞台でも大人気で、エリザベス1世もお気に入りだったとか。。。

まあ、なんという認識不足!

カフェのお茶とケーキもおいしかったのですが、その思いもかけない史跡との偶然の出逢いに、感激しやすい私はまた大感激でした。。。shine

感動したり、感激したり。楽しくなつかしく過ごしたあっという間の3日間。よく月曜日朝、なごりを惜しみながら友人宅を後にしました。

|

« Shropshireの友人宅にて | トップページ | シュードリー城、遺跡と薔薇と »

2012イギリス・アイルランド旅行記」カテゴリの記事

コメント

ガーデニングの知識を持ち合わせないあたしでも楽しめる、ステキな写真ばかりですね!!

先週滞在したティオマン島は、花に溢れる島でもあり。
紫外線を避けたい気持ちよりも、外出したい気持ちが勝っていました♪
田舎育ちのあたしは、都会に滞在すると。
どこか疲れを感じてしまうので、このブログで癒されました(^^)v

ビザの件がスムーズに済んでいれば。
この週末、キャメロンハイランドを訪れるつもりでした・・・★
叶わなくて、ホントに残念(><)

投稿: みゅう | 2012.07.09 03:00

素敵なお庭に素敵なおうち、パステルカラーの花々・・、いいですね~。しかし、維持、管理は、とっても大変かも・・ですね。何気なく、行った場所も、歴史や文学に関わりのある場所で、ほんと、どこに行っても、楽しめる英国ですね。
シェフィールド近くにも、何とかのバトルフィールドがありました。こんな近くにも歴史が・・って、嬉しくなって、お友達に話したら、今でも、そこで倒れた人の骨が・・って・・・。そうだね、そうなんだよね・・と、思ったことでした。ごめんなさい。ちょっと水を差したでしょうか・・。ロマンと現実と、思い出しました。そんな風に、いろいろ思い出させてくれたkihoさんの旅行記、どうもありがとうございました。

投稿: ck | 2012.07.09 10:44

ごめんなさい。続きです。でも、そんな、現実を見つめると、きっとシェイクスピアなんかも、もっと深く理解できるのかなあ・・・(と、想像・・)。では。

投稿: ck | 2012.07.09 10:51

みゅうさま、

キャメロンハイランド、行けなくて残念でしたね~。
夫はあそこでの日々が一番お気に入りのようです。
(食事がおいしくて安かったので。)
避暑地というわりには、まだ素朴さが残っていて居心地良かったです。

でもみゅうさんはティオマン島で良い時間を過ごされたご様子、良かったですね。
花の島ということは、鳥も多かったでしょう。
いつか行ってみたいです。

投稿: kiho | 2012.07.10 14:20

ckさま、

えええ~?!
シェフィールドのバトルフィールドって、もしかしたら薔薇戦争の戦場かしら???

というのも、国際ヘリテージローズ会議でB氏が講演なさったのがそのことで、その戦場に咲く白薔薇が戦いのあと、赤い筋が入って咲くようになったというお話。
その戦場の名をとってTowtonの薔薇と呼ばれるようになったとか。
行ってみたかったのですが、今回は無理でした。
ckさん、歴史ある地域にお住まいだったのですね!

投稿: kiho | 2012.07.10 14:35

こんにちは。またお邪魔します。多分、ばら戦争のあたりの本を読んでいたので(Philippa Gregoryという作家さん)、Towtonだったと思います。近くはないんですが、車で1時間くらいだから、行けるかな~と、思ったんですね。行かなかったですが。そんな素敵なエピソードがあったんですね。
シェフィールドは、ご存知のとおり、ちょっと寂れた工業都市。歴史とロマンには、程遠い雰囲気でしたよ。好きですが。
今回、新たに、いろいろ教えていただきました。ありがとう。

投稿: ck | 2012.07.13 17:26

ckさま、

やっぱり!
Towtonに行ってみたかった。
行って、筋の入った白薔薇を探してみたかったです。
(もっともB氏のお話では、その後の見学者に持ち去られてなくなったそうですが。)
ckさんの実体験に基づいたお話、とっても参考になり嬉しかったです。本当にありがとうございました~。note

バーミンガム以北は今回が初めてでしたが、シェフィールド、ヨークシャー、湖水地方、思い出深い地となりました。shine

投稿: kiho | 2012.07.13 22:08

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/515481/55151901

この記事へのトラックバック一覧です: Shropshireのオープンガーデン:

« Shropshireの友人宅にて | トップページ | シュードリー城、遺跡と薔薇と »