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2012.07.05

Queen Mary's Garden そしてミュージカル

2012.7.3

長年の憧れだった本場ロンドンのミュージカル
ガーデンの旅から今日はちょっと趣向が変わって、観劇モードに突入です!

当日券が安く買えるというピカデリーサーカスを下った当日券安売り売り場、tktsに行くと、並んだ席はもうないとのこと。劇場で直接買えば買えるだろうと教えてくれて、そこから歩いて5分ほどのHer Majesty's劇場へ出かけました。

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50ポンドの1階席は4分間見られない場面があるとのことで、41ポンドの2階席。こちらはすべて見られるが遠いとのことで、安いし、これを購入~。

(Tickets)

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昼間の時間は、リージェンツ・パーク内にあるロンドン市内の薔薇の名所、クィーン・メアリーズ・ガーデンへ。(やっぱり薔薇妻モードは変えられません。)

Queen Mary's Garden
Regents Park

(Old rose border)

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(English rose border)

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あまりに広すぎるリージェンツ・パークのその付近には、もうあちこちにイングリッシュ・ローズ、オールドローズの花壇が広がって、例によって私は蝶のように蜂のようにうろうろおろおろ。
そんなしていると、突如目の前に、中心部の薔薇園が出現しました。

これが薔薇園!

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まるでそう言っているかのように、典型的な円形の花壇に、これでもかというほど薔薇咲き乱れる薔薇の花園。

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名札もしっかり示されたモダン・ローズが、区画に一品種ずつ豪勢に植えられています。それも最盛期!
またまた薔薇あふれるタイミングで、薔薇に出会えて良かった~。

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この旅ももうあと少し。
薔薇の旅の終わりに、何とか薔薇が間に合ってくれました。

さあ夜はミュージカルです。

The Phantom of the Opera
Her Majesty's Theatre

The Phantom - Peter Joback
Christine - Sofia Escobar
Raoul - Killian Donnelly

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Her Majesty's劇場に限らず、劇場が集中するピカデリー周辺は、夜のこの時間、ロンドン市内から多くの人が集まってきます。
19:30開演の「オペラ座の怪人」。
まだ19時ですが、Her Mafesty'sの前にも期待高まる人々が写真を撮ったり待ち合わせたり。
オペラ鑑賞ほど正装ではありませんが、観客の服装も皆おしゃれ。ドレス姿の人もいます。
入口でチケットを確認するスタッフはタキシード。

私達は2階席なので、すぐ右手の階段から2階へ案内され、その階段の途中には、配役と説明パンフレット(3.5ポンド)と写真集のパンフレット(5ポンド)売りが。
観劇モードに盛り上がった私は、ついついどちらも購入。

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2階席の奥にはドリンクのコーナーもあり、待つ人がワイングラスを片手に談笑しています。

席は意外と狭く、日本人の夫でさえ足がつかえるほど。S0035

大きな外国人はさぞかし窮屈なことでしょう~。
幸い私達の席は通路側。2階席にしては舞台をよく見渡せました。

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始まりは「オペラ座の怪人」で象徴的なシャンデリアの競売の場面。
巨大なシャンデリアが2階席の我々の前にまで吊り上げられ、さらに天井へ。
2階席ならではの迫力に大満足。

S0043

そしてヒロイン、クリスティーン役の女優さんも華やかな美形、恋人ラウル子爵も好青年。
怪人は。。。
この劇、テレビ版も映画版も劇団四季版もすべて見ましたが、いつも密やかに怪人への感情移入をしてしまう私。
だから怪人役は(ほとんど仮面で見えなくても)素敵な俳優にして欲しい!

大丈夫!素敵でした!(仮面に隠れているんですが。ここが不思議な女心ですよね。)

アルトテノールの美声が劇場いっぱいに響き、哀しくも切ないPoint of No Returnの歌ではもう泣けてきます。
(いつも思うのだけど、クリスティーンって結局、怪人の心を弄んでいるんですよね、この話。)

そしてよく知られた悲劇のラストへ。

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生ならでは、、、とつくづく思ったのは、劇がすべて終わり、オールスターキャストが次々と挨拶にあらわれるカーテンコールでした。

劇中ではクリスティーンに主役を奪われるプリマドンナにも盛大な拍手が。
もちろんラウル子爵にも。
クリスティーンにも惜しみない拍手。

そしてそして、最後はやっぱり「怪人」でした!
私が感情移入しているだけではなく、やはり主役は怪人だったのですね~。
最後に舞台の奥から怪人役の俳優が現れると、それはもう。。。
観客席からは割れんばかりの拍手喝采です!!!
これが見られるのが、ロンドンの生ミュージカルの醍醐味なんですね。

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その余韻をかみしめて夜10時過ぎ、あちこちの劇場からの帰りの観客でにぎわうピカデリーサーカスの街を後にしました。

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コメント

この続編が上演されたそう!
クリスティーヌが怪人と再婚すると言うのです。
Love Never Diesというタイトルです。????
これって????

投稿: Junko | 2012.07.06 10:24

junkoさま、

クリスティーン!
まだまだ怪人をもてあそぶの~?

それとも本気?
じゃラウルは?

見てみたいです、愛は死なず(!?)
情報、ありがとうございます!

投稿: kiho | 2012.07.06 15:39

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