シュードリー城、遺跡と薔薇と
2012.7.2 (追想)
旅行の最後の日々は花のロンドンに滞在して、ロンドン周辺の庭やできればミュージカルなども見てしまおうとの予定。
友人宅から一路ロンドンをめざし、今日の夕方にはヒースロー空港にレンタカーも返却します。
その途中のコッツウォルズに、薔薇の庭があると聞いてやってきました。
シュードリー城
Sudeley Castle
www.sudeleycastle.co.uk
ここはヘンリー8世の最後の妻、キャサリン・パーの居城だった由緒正しいお城。
さらに。。。
特徴的だったのは敷地に残る遺跡も、庭の景観に美しくとけ込んでいたこと。
チューダー朝の後、200年以上も放棄されていたために荒廃したそうですが、今はそれがこの庭を特徴づける重厚感を出しています。
薔薇園の薔薇はこのところの雨続きで傷みがちでしたが、オールドローズ中心の美しい薔薇園。
さらにチャペルの傍らにはホワイト・ガーデン。
教養が高かったと言われるキャサリン・パーを象った刈り込み。
ヘンリー8世の良き話相手となり、エリザベス1世の継母として教育もさずけ、エリザベスにも慕われたそう。
この旅、エリザベス一家に縁が深い旅です。(イギリスなんだから当然といえば当然なんでしょうけど。)
塀で囲まれたボーダー花壇のセンスもよく、小雨がちでしたが、訪れた甲斐がありました。
この周辺はコッツウォルズの中心地。
以前、友人一家に、ヒドコートマナーとキフツゲートを案内してもらいました。
ハチミツ色の家並みが軽快で、かわいくて明るい町並みです。
あちらにもこちらにも目移りして寄りたいところだらけですが、誘惑を振り切って。。。
さあ、ロンドン入りです。
(旅行記の7月3日「Queen Mary's Garden そしてミュージカル」に続きます。。。)
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