« Coughton Court 薔薇のラビリンス | トップページ | 今回最大のトラブル! »

2012.07.04

David Austin薔薇園 贅沢な午後

2012.6.29

David Austin Roses Ltd.
Bowling Green Lane, Albrighton, Wolverhampton, WV73HB

S_9251

David Austinの薔薇園には、1999年にも友人と訪れたことがあります。
でもまったくそのときの面影はありませんでした。

S_9202

テーブルが2,3卓だけだったティールームは、専用のレストランが建ち、お昼時だったので待つ人が列を作っていました。

S0182

ティールームの片隅に書棚があるだけだったショップも、専用の建物の中に書籍のコーナー、食器のコーナー、その他のグッズのコーナーと広がっていました。

そしてイギリスのスコッツ・ローズ研究の第一人者、Peter Boyd氏とお会いしました。

S_9210

日本でこの5月末から6月上旬に開かれた「国際ヘリテージローズ会議2012、佐倉」でお会いしたときは、とても近寄りがたい学者風な雰囲気を持った方というイメージでしたが、このときはとても気さくに歓待してくださり、かけている眼鏡がお天気だとサングラス仕様になって、薔薇の色がどぎつく見えるんだよ、とはずして見せてくださる陽気さ。
そうなんです!

S_9590

前日も「洪水、洪水」とニュースで流れ続けていたここ、Shropshireは、この日も雨が心配される天気予報でしたが、私達が薔薇園にいる間は輝くような青空。

S_9268

Boyd氏も「こんな天気になるとは思わず帽子を忘れて」と傘を持ちあげて笑っていらっしゃいました。

S_9236

お天気ばかりではなく、薔薇もまた、最盛期でした。
あふれんばかりの薔薇。咲き具合もちょうどよく、日に輝き、それはそれは見事な花々。
そして、薔薇園。

S_9535

以前の面積の6、7倍はあるでしょうか。
そこに、これでもかというくらい色彩豊かなイングリッシュローズが、オールドローズが、原種薔薇が咲き競っています。

その華やかなイングリッシュローズのかたわらに、楚々と植えられている原種薔薇も、結構な数です。

S_9528

そのひとつひとつを、イギリスの原種薔薇の専門家でいらっしゃるBoyd氏が説明してくださる贅沢さ。
名札にはScottish Roseとあるが、Scots Roseという言い方が正しい、Scotch Roseというよりはましだが。。。とBoyd氏らしい解説ぶり。

Rosa californica

S_9374

そんなお話は楽しいのですが、専門的なお話は高度で、私にはついていけず頭がくらくらするほど。

S_9619

ある時思い切って、大変申し訳ないのですがもう一度お聞きしたいのですが、とお願いすると、少し沈黙され、私は失礼だったかしらとどぎまぎしていました。
すると、。。。

R. spinosissima Single Cherry

S_9435

もっとていねいにかいつまんで解説してくださいます。
私にわかるように話してくださるために、しばし沈黙されたのです。
本当になんて贅沢な講義でしょう。

Austingarden6

この日、奥様はお仕事があっていらっしゃれないとのことで、わざわざ私宛のカードを言付けてくださいました。
奥様とも日本の国際ヘリテージローズ会議でお話する機会があり、今回お会いできなくてとても残念でしたが、まさかこんなカードをわざわざ書いてくださるなんて。

すべてが贅沢な、贅沢すぎる午後でした。

S_9372

まだ明るい夏時間の夕方、Boyd氏に心からのお礼を申し上げ、カメラマンに徹した夫と共に薔薇園を後にしました。
薔薇咲き乱れる初夏の午後、こんな濃密な充実の時間を過ごし、心も胸も感激でいっぱい。忘れられない貴重で光栄な薔薇園訪問となりました。

R. eglan Lord Penzance

S_9420

R. eglanteria

S_9426

|

« Coughton Court 薔薇のラビリンス | トップページ | 今回最大のトラブル! »

2012イギリス・アイルランド旅行記」カテゴリの記事

コメント

すばらしい!!
神様からのプレゼントですね。

投稿: Junko | 2012.07.06 10:17

Junkoさま、

ありがとうございます~。
ご一緒した時とはずいぶんと変わってびっくりしました。
思えば、その後のイングリッシュ・ローズの人気はすごいものがありますよね。
キュ・ガーデンの薔薇園がイングリッシュ一色でびっくりしました。

投稿: kiho | 2012.07.06 15:34

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/515481/55115793

この記事へのトラックバック一覧です: David Austin薔薇園 贅沢な午後:

« Coughton Court 薔薇のラビリンス | トップページ | 今回最大のトラブル! »