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2012.02.04

ドーイ・トゥン・パレスの完成された世界

2月3日

Doi Tung Palace

Mae Fah Luang Foundation under Mae Fah Luang District, Chiang Rai 57240入場料 庭園90バーツ
    離宮90バーツ

ここは現王様のお母様、皇太后の離宮だったところ。

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スイスに滞在した経験がありスイスがお気に入りだった皇太后が、晩年を過ごした離宮だそうですが、ここの素晴らしさは、全体が皇太后の深い考えのもとに作られた地域プロジェクトであるということ。

ここら辺一体は黄金の三角地帯と呼ばれるかつては麻薬取引の中心地でもあった地域周辺なのですが、土地の人々の貧困や病気、地域の荒廃を防ぐために、皇太后自らの財産を投じ、地域の発展のためのプロジェクトの一環として作られたのだそうです。

離宮

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離宮も木造建築で趣きがありますが、庭のすばらしさは群を抜いています。

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皇太后ご自身もガーデニングがお好きだったようで、実際にスコップを持ち花を植えるお写真が何枚も飾られていました。使っていらしたスコップやガーデン用具も。

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その庭園に、バラがあると聞いて、はるばるここまで飛行機を飛ばしてきてしまった私。
またバラ好き妻モード、全開です!

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そして、この庭は、ヨーロッパやイギリスに名園を訪ねて歩いたガーデン好きの私の心をも、とても満足させてくれる素晴らしい庭でした。

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その色使いの妙、間の取り方、小道の流れ。
何もかも計算しつくされ、なおかつ今も変化しつつ保存しつつ、きちんと手入れされています。

Sscn1901

バラもバラだけではなく、他の花々の合間合間にさりげなく主張せず取り入れられていて、かといって、しっかりとバラのコーナーとして確保されています。

Sscn1900

何より、バラの色つやの良いこと!花の立派なこと!

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タイに、アジアに、こんなにも立派なバラの花を見ることが出来るとはマレーシアの高原で実際にバラを見られても、まだ思ってはいませんでした。

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マレーシアのバラはどこか、けなげに背伸びをしている様子があったのです。
熱帯地域の焼け付く日差しを遮断する屋根や紗に必ず覆われて、花も知っている花でもやや小ぶりでした。

Sscn1882

でもここ、ドーイ・トゥン・パレスのバラは違います。
ここタイが、ヨーロッパや他の温帯地域とどこが違うの?と言いたげに凛々しく、華やかに、自分の美しさを青空の下、りんと誇って咲いていました。

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それが何より驚きでした。
タイ北部の高原とはいえ、気温は2月で24℃ほどはあったかと思います。
陽が照るとカンカンで、肌もじりじり焼けるようでした。

別のコーナー

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そのせいでしょうか、バラはメイン・ガーデンの中央部にはなく、両端の区画に配置されていました。そこは他の木々がやや陰を落とし、少し日射しを遮る役目もしているようでした。これもこの庭の計算された技なのでしょう。

個人的に印象的だった風景。
椰子の木とバラ

Sscn1885

ブルーが基調のメイン・ガーデンは離宮の真下にあり、皇太后も朝夕、バルコニーから眺めていらしたことでしょう。

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追記:

実はここへ行くのがちょっと大変でした。

ローカルバス、第一ターミナル5番線から出発、支払はバスの中で。

Sscn1932 バスの親子、ローカルバスなので、家族連れが多いです。

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ここはチェンラーイからローカルバスで1時間ほどのBan Huay Khraiで下車(30バーツ)。そこからはあとは自力。といってもそこはアジア。

オートバイや乗合自動車のソンテオが待ちかまえています。

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ソンテオは相乗り自動車なのですが、相乗り者がいないと全額自前。今回も全額600バーツを私達が払いました。でも600バーツに往復分と待ち時間が含まれます。

ソンテオ

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これが実は後ろはこんな風に開いたままで、山道をぐんぐん登っていくと振り落とされそうでコワイのです~。

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コメント

素敵なバラに巡り合えて
ようやく心がほころんできましたね
写真で見ても庭全体が健全で手入れが行き届いていて
気持ちも自然にくつろいできますね
黄色いバラが、そのままブーケになりそう・・・

投稿: kz | 2012.02.04 09:50

kzさま、

早速ご覧いただきありがとうございます~。

そうなんです、ここまで完全なお庭、健全なバラを見られるとは思っていませんでした。
ERも種々。ピンクはkzさんもご存じのでは?
黄色はスタンダードローズなんです。
スタンダードがこんなにたわわに花を付けてる当たりも、立派!と思ってしまいました。
札幌では難しいですものね~。

投稿: kiho | 2012.02.04 17:52

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