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2012.02.14

アンコール遺跡群めぐり最終日

2月13日

予定を立てていたときにはシェムリアップ滞在に4日をあてて、最終日はホテルのプールでのんびり過ごすくらいの余裕があるかな、なんて思っていたのですが、大間違い

アンコール・ワットはさすが世界にその名をとどろかす大遺跡群だけあって、4日あってもすべてを見つくすなんてことはとても無理でした。

(到着したときの早朝飛行機がたたって、効率が悪かったせいもありますが。。。)

最終日の今日は周辺遺跡を回る予定なので、自転車はやめてトゥクトゥクを一日借り切ることにしました。

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ホテルが呼んでくれたトゥクトゥク、中心部の遺跡なら16ドルとのことですが、周辺部なので18ドルとのこと。
さらにカンボジアの中心を占める大湖、トンレサップ湖の夕陽ツアーにも連れていってくれることになり、23ドル、値切って22ドルで交渉成立。

すべてレンガ作りのプラサット・クラヴァン(創建921年)

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王が沐浴に使ったという、でも沐浴だけには巨大すぎる湖、スラ・スラン

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バンデアイ・クディ (創建967年)

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柱にアプサラ(天女)が刻まれている踊り子のテラス

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東バライの中心部に作られた、湖水に浮かぶ(ように見える)寺院、東メボン (創建952年)

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ゾウの像が4隅に8つあります

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東バライは、東西7km、南北1.8kmのきちんとした長方形型をした人工貯水池です。

アンコール・ワット西には東西8km、南北2kmの同じ長方形型の西バライもあり、この巨大人工貯水池に水を溜め水を管理することが、クメール王朝繁栄の基盤だったことが、つい最近の1998年、JICAが作成した地形図によって明らかになってきました。

上智大学の石澤教授によると地形図から、このバライの東西の辺と平行して、いくつもの堤防が走っているのがわかるそうです。

雨期、バライに溜められた水は、田植えの時期にゆっくりゆっくりと下方の田へと流され、なんと1年に3回の収穫を可能にしたらしいと。

東バライは地形図にその痕跡をとどめるのみで、もう水も溜まっていませんが、東バライの中央部に作られた東メボンの基礎部の高さを見降ろすと、4、5mはあろうかと思われるその深さにも圧倒されます。

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さらにその貯水池の名残りを確認したくて、東バライ堤防と思われる緑地帯でトゥクトゥクを停めてもらいました。

堤防だった緑地帯

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いまではもう、田んぼの中に走る、ただの鬱蒼とした深い森。
忘れられた王都のすぐれた土木技術、水の管理技術を再認識するには、あまりに変わり果てていました。

緑地帯がずっと東に一直線に伸びています。片辺8kmもの人工湖で水を溜めようとするとは、なんという壮大な計画だったのでしょう。

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堤防の外側にあるプレ・ループ (創建961年)

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一番上の塔からは、真北一直線上の森の奥に、東バライを望むことが出来ます。
アンコールの王達もこれを見たのでしょうか。

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私が一番見たかったのは、タ・プローム

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ここは、深い森の中、自然に覆い隠されたアンコール遺跡を発見した当時のままで残されています。

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スポアンと呼ばれる、根が石にからみつくように伸びる木が、塀に、塔に、敷石に、くねくねと巻き付いています。

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この木自体も樹齢300~400年は経っているのだそう。
アンコール遺跡がそれほどの年月、忘れ去られていたことを思い知らされます。

タ・ケウ (創建11C初頭)
王の死により建造途中で中止になったと伝えられるこの寺院は、下層には多少彫り物がありますが、上層はまったくのただの石積み。
荒削りの石がまた、あれこれと想像をかきたてます。

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夕方はトンレサップ湖の夕陽を見に。

トゥクトゥクの道中、カンボジアの家々の生活ぶりを隙間見ることが出来ました。
田植えが終わった青々とした田んぼ。

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農作業の合間のお昼寝場所でしょうか、食堂を兼ねたハンモック休憩所が連なる地域。

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トンレサップ湖の湖面はまだここから遠いようでボート(一人15ドル)で行かなければいけないそう。(トゥクトゥクのおじさん、ここまで説明してくれなかった。さらにこの湖畔に入るには、入場料が一人2ドル必要でした。ぶつぶつ。)

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我々は最終日でドルがもう残り少ないので、この湖畔で夕陽見物。
学校帰りの子供達、お店の子供達と楽しいふれあいの時を楽しみました。

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夫がハンモックで休む写真を撮りたかったのですが、子供達が必ず割り込んできて、夫単独では撮れず仕舞い。
まあそれもいっか~。微笑ましい思い出です。

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なんたって、ドルがないので、トゥクトゥクのおじさんは楽しくシェークなどを飲んでいましたが、我々はつましく二人で、ココナツジュースを(0.5ドル)。

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このココナツジュース、飲んだあと二つに割ってもらうと、スプーンで中の果肉を食べることができます。
果肉の味は、実によって個体差があり、当たりはずれ有り。

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私達は1回目、初めてアンコール・ワット脇で飲んだ時は、割ることを知らずに捨てた。

2回目は割ったけど、若くで果肉が黄色くしぶかった。(でも透明な果肉がちょっとあって、甘くておいしかった。)

今回は3回目で、ほどよくココナツミルクの味がしました。(甘い透明な果肉がなくて残念~。)

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シェムリアップ最後の日、トンレサップ湖畔でやっと一大観光地ではないカンボジアの一端に触れることができた夕方のひとときでした。

またまた長文、失礼しました~。

お読みいただき、ありがとうございます。

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