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2012.02.12

古の王都 ロリュオス遺跡群

2月10日

朝4時起きは辛かった~。
シェムリアップに到着したのは朝の7時50分

飛行機から見た日の出S27390043

頭はもうろうとしているのですが、さてまずビザを取らなくてはなりません。

そうなんです

我々はこのアジア旅行で3つ目の国カンボジアに到着しました。
カンボジアはビザが必要なんですが、ビザは空港で簡単にとれるとの話。
本当かしら。。。

本当でした。。。
入国審査の手前にビザの窓口があり、そこで用紙に記入して写真とパスポート、そして旅行の場合は20米ドルを出すとあらら、パスポート毎一式を隣の窓口に渡し「あちら」で待ちなさい。
「あちら」で待っていると「kiho~」
いきなり呼び捨てでした。でも確かに流れるように簡単にビザが入手できました。

コンピュータで両手の指紋を取るという超ハイテクな入国審査を終え、荷物も受け取り、さあこれで名実ともに、とうとうカンボジアに入国です。

シェムリアップ空港 立派です

S27390063

ホテルまでどうやって行こうか、とタクシーを探してキョロキョロしていると。。。
「kiho ○○」(また呼び捨て)と書かれたプラカードを持ったおじさんが待ちかまえていました。

予約していたホテルのお迎えのようです。
「Free」と聞いて私は単純に喜んだのですが、疑い深い夫は高くつくんじゃないかと最後まで半信半疑。

でもそれもある意味多少当たっていたような。
、、、というのも、この運転手さん、確かにホテルまでは無料だったのですが、アンコール・ワット周辺を回るなら案内しますとさかんに売り込み。

それで、、、、、。

話は冒頭に戻ります。。。

我々はミジンコ旅行で実はくたくた。。。
ホテルについてももうろうとして、折角アンコール・ワットに朝着いて、まるまる一日観光出来るというのに、体が動かない。。。

このおじさんも人が良さそうだし、ホテルまでは確かに無料で送ってくれたし、今日はクーラー付きのトヨタ・カムリ(なぜかシェムリアップはカムリばっかり走っています)で回ったら楽だろうなあ~。

おじさんの車カムリSscn2814

と相変わらず、南国の暑さに弱い軟弱な北国根性が出てしまいました。

せめて条件を。。。

車なら遠出が出来るので、近場のアンコール・ワットやアンコール・トムは明日あさって、自転車で回ることにして、ちょっと離れたロリュオス遺跡。それとアンコール・トムの外周にある、タ・ソム、ニャック・ポアン、プリア・カン
近場だと一日30ドル、と言っていたおじさん、遠出なので45ドルと値上げ。
夫も負けじとじゃ42ドル。これで決着。

そんなわけで、私達のこの日の観光は、アンコール・ワットではなく、いきなり周辺遺跡めぐりになりました。

でも、結果としてこれは正解。

なぜなら周辺の遺跡群はアンコール・ワットよりも古い時代に作られ、今日11日現在アンコール・ワットを見た上での感想としては、とても素朴でむしろ、彫り物などは生き生きと当時の風俗を伝えてくれている気がします。

当時の女官をモデルにしたという女神 デバターたちのなんてかわいいこと
一人一人の髪型、衣装、耳飾り、頭飾り、手の表情、顔の表情、どれも壁から抜け出て来そうです。
今日見た神格化した表情を持つアンコール・ワットのデバターたちも、神々しくて立派だったのですが、ロリュオス遺跡のデバターたちからは生活の香りがしました。

ロリュオス遺跡群(1-3)

1. ロレイ (893年創建)

Sscn2816

ここはアンコール遺跡にある、東西メボン寺院の原型だそうです。原型というだけあって、確かに古い。

S_28080027 この女神像がデバター

Sscn2822

2. バコン (創建881年) 環濠のある最初の遺跡 ロリュオスでは最大

7つの頭を持つヘビのナーガが橋の欄干になっています。この様式はアンコール遺跡でよく見られますが、ここで初めて作られたそう。

S_28080032 確かにアンコール・ワットの原型を思わせます

S_28080038

S_28080045 ゾウが寺院の見張り役を

デバターも勢揃いS_28080051

3. プリア・コー (創建879年) アンコール遺跡中でも最古の遺跡

S_28080068

プリア・コーは聖なる牛という意味だそうです。その名のせいか、信心深い牛が寺院に向かって祈ってるかのよう

Sscn2894

風化していますが、大きくするとこんな牛です

Sscn2911

アンコール遺跡群東部・北部(4-6)

4. タ・ソム (創建12世紀末)

ここはリエップという木の根に覆われた東塔門で有名です

Sscn3142 フランスの博物学者アンリ・ムオが、19世紀、熱帯の森林の中にこれらの遺跡群を発見した当時はこんな様子だったんでしょう

デバターの競演。この遺跡は様々な所作をするデバターでも有名

Sscn3147

Sscn3148_2 足が前を向いているのは、彫りが深いからだそう

Sscn3150

私もマネを。。。???失礼しました

Sscn3151_2

5. ニャック・ポアン (創建12世紀末)

からみあうヘビという意味のニャック・ポアンはその名のとおり、池の中心の祠には2匹のヘビ(ナーガ)が取り囲んでいます。ナーガは水の神様。この寺院も水を象徴する寺院だそうです。ただし遠くからしか見学できず、ナーガの写真も遠景です。

Sscn3139_2

Sscn3138 こちらは天を駆ける神馬ヴァラーハ

6. プリア・カン (創建1191年)

アンコール・トムのバイヨン寺院を造ったジャヤヴァルマン7世が、父王の菩提寺として建てた寺院。西の入り口のから東まで400mも歩きます。

入り口の石灯籠には、がんばっている人が。。。

Sscn3133

ナーガの体を引き合う神々

Sscn3131

残念ながら年月を経て頭がとれていますが、力強さは伝わってきます

Sscn3129

珍しい2階建て

Sscn3109

ここのデバターもきれいでした

Sscn3122

さあ、次回はいよいよアンコール・ワットです

そのためにここまで来たんですもの、期待は高まります。

ここまで長々読んでいただき、ありがとうございました。

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