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2008年8月

2008.08.10

クローズのお知らせ

みなさま、このブログを長い間読んでいただき本当にありがとうございました。

ヨーロッパ薔薇の旅ということで始めたブログなので、旅行終了後はクローズする予定でしたが、ついつい旅行後の報告などもあって書き込んでいました。
そろそろ旅行中の話も出尽くし、私自身も忙しくなったので、誠に勝手ながらこの辺でクローズさせていただきます。
私にとっても初ブログで試行錯誤でしたが、みなさまとの楽しいお話がとても励みになりました。あらためてお礼を申し上げます。
今後もひきつづきホームページの方は(更新が遅くてすみません)続けていくつもりですので、どうぞ気長におつきあいくださいね。

このブログに関しては書き込みは出来ませんが閲覧は出来ますので、今後のご参考までに以下にブログの主要なカテゴリーをまとめておきます。
これ以外のカテゴリーは、左欄のカテゴリーでご覧いただけます。

「08ヨーロッパ旅行記(5/29-6/27)」
(新しい日付順になっています。古い日付はカーソルで一番下に移動してご覧下さい。)

「ヨーロッパの庭園リスト」

「グルメ・クッキング」

kiho

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2008.08.07

金山湖でキャンプ

金山湖へキャンプに行ってきました。

うちの夫はちょうどオオカミ男と逆。
満月の前後は大人しく、月が細るにしたがってソワソワと落ち着かなくなります。
今週もそう!
雨がちだった天気が今週から晴れると知ってその当日「さあ行くぞ!」
スターウォッチャーだからです。
星を見るにはお月様の明かりさえも邪魔。
新月が近くなると毎日天気図とにらめっこ。
そして突然の「さあ行くぞ」になるわけです。

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もっともいつもは近くの丘の上か、せいぜいこの近隣に出かけて行くだけですが、今回はちょっと遠出をしてカヌーイストに有名な人工湖金山湖キャンプ場へ。
そして星空は、、、最高でした!

私もいままでで最高の天の川を見ました。
「天の川」という存在もいままでははっきり認識したことのない私。
都会近郊だとどうしても空は明るくて、「あれは薄雲かも、ん~でもやっぱり天の川?」程度の天の川しか知りませんでしたが、金山湖の天の川はも~カンペキ!
南の地平から途切れることなく天空を横切り、北東の地平へとみごとな半円を描いていました。

こと座ベガとわし座アルタイル、つまり織り姫と彦星の間にはとうとうと天の川が流れているのは有名ですが、そのあたりの天の川には中州があるって知ってました
「なんだ彦星ってばちょっと川を渡れば中州もあるし、あとちょっとで織り姫のところまで渡れるじゃない」と簡単思考の私。
そんな星空を満喫しながら、しかも自慢の新カメラも持参しながら、星空を見るのに夢中で写真を撮るのを忘れました。
あ~残念。
1ヶ月後にまた夫は騒ぎ出すことと思いますから、そのときこそ再トライしてみます!

ところで、スターウォッチャーの心得。
1.テントは東に木のあるところに張る。
  (夜中星を見てから朝方に寝るので、朝日に睡眠を邪魔されないように。)
2.他のテントからは離れたところに張る。
  (上記のように行動時間が他と違うため。)
3.キャンプ場の街灯が邪魔にならないか、昼間のうちにしっかりチェックしておく。
  (今回、どうしても1つだけ邪魔になる街灯があったので、夫が紙を貼ってしまいました。>内緒です。>その街灯が必要そうなテントも近くになかったので許して。朝にははがしたし、、、。)

夫自慢の望遠鏡2つ。
この他にも直径28cmのバズーカ砲みたいな望遠鏡もあります。

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kiho

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2008.08.05

幸福大国ブータン

「幸福大国ブータン」という本を読んでいます。
第4代ブータン国王の王妃ドルジェ・ワンモ・ワンチュックによって書かれたブータンの国と歴史を紹介する本です。
国民総生産GNPよりも国民総幸福GNHを優先すると世界に高々と宣言したブータンに関しては、高校の英語の教科書でも紹介されていて、私もつねづね興味を抱いていました。

確かに16歳で即位して早々にこのGross National Hapinessの理念を国内にも国際的にも表明したブータン第4代国王ジクメ・センゲ・ワンチェックは、稀に見る高い資質を兼ね備えた君主のようです。
君主の中には、後世優れた君主とうたわれる名君は何人もいます。
でもたいがいはあくまでも君主であり、国王を頂点とした絶対王政的な君主でした。
ブータンの場合は父第3代国王の治世から国王の権限縮小をめざし、この第4代王はさらにそれを進め、国王65歳定年制という新憲法を自ら草案し、それすら待たずに2005年に51歳で譲位し、さらには今年2008年新春には、長年めざして来た立憲君主国家の完成をめざして最初の総選挙を実現させました。
王を信頼し議会政治などいらないと言う人々を、一人一人国王自ら説得して歩いたという記事を私も年頭に読んだ記憶があります。

この本によると、戴冠後すぐの「ブータンの発展および進歩の指針、尺度は、国民総生産ではなく、国民の総幸福である」とした王の声明は、世界から懐疑的に受け止められました。でも30年後の今日、GNH政策は寿命、教育、医療、環境等の分野で大きく成果をあげ、いまや世界の新しいモデルとなっているそうです。

かえりみると今の世界はどうでしょう。地球温暖化、環境破壊、格差問題といった経済優先の弊害に世界中があえいでいます。
なのにブータンは30年以上も前から世界の過ちを反面教師とし、環境保全政策を実施してきました。
国土に占める森林の割合は60%を下回らないこととした法律の制定。
ダムは建設せずに川の落差を利用した水力発電は収益率が高く、国家歳入の40%を占めるほど。
必要以上の開発はしないという概念が、実際にも大きな成果をあげているのです。

そしてふと思い出すのは、かの国バイエルンの王ルードヴィヒ2世。Img_0010
ルードヴィヒ2世も、父王の急死のために若干18歳で即位。

第4代のバイエルン王というのも第4代ブータン王とよく似ています。
18歳でしっかりした帝王教育も大学教育も受けずに即位したルードヴィヒ2世も、最初は理想を実現しようと執務に徹底して取り組んだようですが、名宰相ビスマルクが指揮する大国プロシャの台頭という当時の激動のヨーロッパの中で、軍隊と戦争を嫌うルードヴィヒは次第に孤立していったようです。
そんなルードヴィヒ2世の孤立感と虚無感もわからないではないですが、第4代ブータン国王が徒歩で国中を回って国民の意見を聞いたという姿とどうしても比べてしまいます。やはりルードヴィヒ2世は、王には生まれるべきではなかった王。
そして第4代ブータン国王は、ブータンに生まれるべくして生まれた王。

二人とも世界でも稀に見る美貌の王。
(第4代ブータン王のハンサムぶりは有名ですが、息子の第5代ブータン王もなかなかです。)
でも二人の資質と運命は、あまりにもかけ離れたものでした。

kiho

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2008.08.03

石鍋シェフの簡単ラタトゥイユ

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もうひとつ、ズッキーニ料理をご紹介します~。

母から聞いて、実家でも我が家でも、私が教えた友人達にも大好評のラタトゥーユ!
昨年徹子の部屋で、「超簡単、レンジで出来るとってもおいしいラタトゥイユ」とフランス料理の達人、石鍋シェフが紹介していたそうです。

これも今年ももう食卓に何度目かの登場~。
この簡単さとおいしさ、やめられませ~ん。

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[石鍋シェフのレンジで出来る、簡単ラタトゥイユ]

  * 材料 (キャセロール1個分)

タマネギ      中 1.5個     ざく切り
ナス                   2 個      1cmの輪切り
ズッキーニ          2 個              "
トマト                 2 個              "
カボチャ           1/6個              "
ニンニク             4 片            薄切り
オリーブオイル      適宜
お好みのハーブ   適宜    (タイム、セージ、イタリアンパセリなど)
バルサミコ酢      適宜

(野菜はテレビでは、オクラ、赤黄ピーマン、いんげん、などもOKとのこと。)

  * 作り方

1.ざく切りのタマネギを油(分量外)でさっと色が変わる程度に炒め、
  軽く塩こしょうし、キャセロールに敷き詰める。
2.その上に1cmに切ったナス、ズッキーニ、トマト、カボチャを
  縦に立てて順に並べる。
3.野菜の間に、薄切りのニンニクを挟み込む。
4.全体に塩こしょうし、オリーブオイルを回しかける。
5.タイム、セージ、パセリなどのお好みのハーブを散らし、蓋をして
  電子レンジで15~20分。
6.好みでバルサミコ酢をかけても。

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バルサミコ酢は番組では、電子レンジに入れる前に好みでかけるようですが、
うちでは食べるときにザバザバかけていただきます。
キャセロール1個分ですから、普通は4人分(以上?)なんでしょうけど、
たいてい二人でぺろりと食べてしまいます。
キケン?でも野菜だからいいよね?1116a
昨日はタラコと青じそのスパゲティと!

kiho

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2008.08.02

クレマチス・テキセンシス・エトワールローズ

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Clematis texensis Etoile Rose

このクレマチスは私の何よりのお気に入り!
え?また?なんて言わないで下さいね。
お気に入りがたくさんあるんです。
でもエトワールローズ、本当にすてき!かわいい!美しい!
毎年初恋状態です。

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今年はヤマアジサイ甘茶と見事なコラボレーションでした。

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kiho

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2008.08.01

ズッキーニのチゲ

この季節、ズッキーニをいただくとまっさきに作りたくなるのがズッキーニのチゲ。
今年はもう何度目かのチゲです。
これも知り合いの方が韓国人留学生から聞いたレシピなので本物!です。
このレシピを聞いてから、もうこの季節、ズッキーニの届くのが待ち遠しくて待ち遠しくて。
その「本物」のレシピ、お教えしますね!

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[ズッキーニのチゲ]

  *  材料(4人分)
ズッキーニ   1/2      いちょう切り
牛肉          50g      細切り
豆腐          1丁     やっこに切って水切り
じゃがいも  1個     いちょう切り
たまねぎ   1/2      うす切り
赤とうがらし 1本    斜め切り
青とうがらし  2本     斜め切り
長ねぎ        1本     斜め切り
にんにく      1片     みじん切り

  *  作り方
1.牛肉にみそ大さじ4、こしょう、ごま油小さじ2で下味をつける。
2.下味をつけた牛肉を炒めてから水を入れる。
3.煮立ったらじゃがいも、ズッキーニ、たまねぎを入れて煮る。
  野菜が煮えたら(あまり煮すぎない)、豆腐、青とうがらし、赤とうがらし、
  長ねぎ、にんにくを入れて、一煮立ちして出来上がり。

牛肉は我が家では、豚肉でも、ときにはトリ肉でもOKでした。
量も主菜が別にあるなら20gくらいでも。
青とうがらしがないときはピーマンの細切り。今回もそうです。
あと私はいろいろなキノコ類も入れてしまいます。しめじが定番ですが。
チゲは韓国のお味噌汁ということですから、いろんなアレンジが出来そうです。

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ついでに先日干したズッキーニ、キンピラにしてみました。
おお~これもおつな味。
生のズッキーニとは違い、コリコリとした歯ごたえがあって、お酒の肴にぴったりです。
砂糖の甘みが強かったので、次回はお醤油とみりんだけで作ってみよう~。
干したズッキーニ、一夜干しのイカとか魚もすぐ食べるわけだし、こんな風にすぐに食べるのもなかなかいいものですね~。

kiho

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