シャポードナポレオン
7月10日
昨日ある友人から夫のその後を聞かれて「え?」
そういえば旅行後夫が風邪をひいて寝込んだとブログに書いたまま、治ったことは書いてなかったのでした。
2日ほど寝込んだあとはすっかり元気に活躍してくれていたので、すっかりご報告を忘れていました。
みなさま、ご心配をかけました。
それで風邪も快復したことだし、今回の旅行で主に夫が探り出した今時の旅のお金の持ち方について、ご参考までに聞き出しながら少し書いておきます。
*旅行のお金をどう持つか?
これが今回の旅行の難問でした。
経済的な旅行の場合、泊まる宿はたいてい現金払い。(B&Bは必ず!)
1泊80ユーロの安めの宿だとしても30日で40万円!
食事もカードが使えるとは限らないから、30日いるとなると現金は?
さらにユーレイルパスはあるけど、市内の移動でバスやトラムは当然現金。各施設の入場料もたいがい現金。いったい現金をなんじゅう万円持つことになるの?
腰に巻き付ける?そんなぶあついものを?
いろいろ検討し調べた結果、そして結果としても大成功だったと思える方法、それがズバリ!
「国際キャッシュカード」でした!
聞き慣れないかもしれませんが、そんなにみなさまにも無縁のものではありません。
日本で普段使っているキャッシュカード、使い方はそれと同じです。
キャッシュカードの裏側に、Cirrusとか、PLUSとかついていれば、その機能を使うことができます。
(ただし、金融機関によって、為替レートや手数料が変わるので、事前の確認が必要です。)
私達もパリの街角で、ミュンヘンの街角で、街の人と一緒にATM
でユーロを引き下ろして使っていました。
私達が利用したのはイーバンクカード。これはVISAのデビットカード機能を利用したもの。
為替レートは、
中値(主要5銀行の売りと買いの平均値)×1.63%で計算し、他の手数料はかかりません。
(注:他の銀行ではさらに数%程度の手数料を取るところもあります。)
これは、手数料等を考えると、トラベラーズチェックよりもずっとお得!
クレジットカードで支払うときと同じ、1.63%の上乗せ料金の支払いです。
長期の経済的旅行をする場合、あるいは現地滞在をする場合、この国際キャッシュカード、なかなか良いです。
以下に旅のお金をまとめて置きます。
1.トラベラーズチェック
少し前の旅行なら、旅行のお金は「トラベラーズチェック」で、というのが常識でした。
でもその頃から、安全性は確かに高いし変換レートの率も現金に換えるより多少良いけど、トラベラーズチェックというのは購入する時(たいがい手数料1%)にも現金に戻す時(手数料3~6%)にも手数料がかかるし割高だなあ~、しかもアメリカならいろいろなところで直接通用するけど、ヨーロッパではほとんど直接の支払いには使えない、、、といつも不便を感じていました。
2.クレジットカード
その後クレジットカードが世の中に普及し、海外旅行には「クレジットカード」というのが定番になりました。
でもなおかつ、あくまでも現金で、という支払いは多く(特に経済的旅行の場合は割安な宿やB&Bなどは必ず現金!)、なにがしかの現金はやはり必要です。
さらにクレジットカードでも、現地通貨の請求を日本円で支払う際に、中値×1.63%の手数料がかかります。
3.クレジットカードのキャッシング
ガイドブックには、1~2万円の現金なら「クレジットカードのキャッシング(借り入れ)」もそんなに金利はかからないと載っていました。
でも「借金はするな」としっかりと教え込まれて育った我々。やはり抵抗があります。
為替の中値(主要5銀行の売りと買いの平均値)×1.63%、ここにさらに最低1ヶ月(たいがい支払いまでに40日~3ヶ月)分の金利がかかります(だいたい1.5%)。
(中には、為替手数料の1.63%をクレジットカード会社が負担する所もありますが、最低2ヶ月の据え置きになるため結局は3.0%以上は金利負担があります。)
4.国際キャッシュカード
最新版のガイドブックには、この方法が載るようになりました。
Cirrus、PLUSマークが付いている銀行のキャッシュカードで、国際キャッシュカードのシステムを使うことが出来ます。
中値(主要5銀行の売りと買いの平均値)×1.63%で計算。
(銀行によっては、さらに数%程度の手数料を取るところもあります。)
注:
上記、3.と4.で利用するATMの中には、1~2%程度の手数料を取るものもあるので、ATMはちゃんとチェックする必要があります。
花盛りのクレマチス・エトワールローズ
kiho
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