ジヴェルニー出発
6月8日
快適なジヴェルニーの宿、朝食も優雅に庭を一望にできる居間のテラスルームに案内されました。
マダムが出てきていろいろお話しているうちに「ご主人のお仕事は?」
エンジニアだと答えると「Oh, oui. そうだと思いました」
というのもこの宿に着いた途端、マダムは部屋に案内するより先に家の裏手にある水車小屋を見せてくれたのですが、その水車の回りにある電灯をどうも発電して点けているようだと夫が興味をもってしげしげ見ていたのです。なんでもその水車もご主人があれこれ工夫して動かしているそう。
ご主人もエンジニアで、その手のことが大好きな様子。
朝食をいただいたテラスルームもなんとご主人の手作りなのだとか。
本格的できれいな仕事ぶりにぴっくり。
うちにも一人、大工仕事が好きな夫が。
水車発電といい、大工仕事といい、夫はこの宿のすべてが心底気に入ってうらやましそうでした。
出来ることなら自分でも水車を動かし、電気を発電し、何でも作れそうなほどの広い敷地のあるこんな所に住みたいんでしょう。
でもこの家を維持するには、あの広大な芝生の芝刈りがあるのよ。
下手なミニゴルフ場くらいもある広大な芝生。
さりげなく植わっている植栽の手入れだって膨大。
そもそも我々がこんな邸宅を手に入れる財力だってありゃしない。
すっかり自分もお仲間顔のシェパード
その庭を小鳥を追い回して疾走するシェパード。
(まだ8ヶ月のシェパードだそうで元気をもてあまして駆け回っています。)
裏の水辺にはカモのヒナたちがピヨピヨ。
本当に平和でのどかな空間です。
うらやましさたっぷり、でも十分にこの宿泊を愉しんで、この宿を後にしました。
マダムがコガモを連れて来ちゃいました!コガモと遊びたいシェパード!
kiho
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