ローカル列車に乗って
ドイツではテーブルに屑入れが置いてあります
ローカル列車に乗って
6月12日、シュトゥットガルトを出発しました。
ヨーロッパバスのチケットも、今朝になってもまだすったもんだあったけどなんとか無事入手。この旅行社のシュトゥットガルト支店担当者がとても良い人で、昨日から親身になって奮闘してくれた結果です。最初この街に降り立った時のシュトゥットガルトの印象はあまり良くなかったけど、女神美人といい、はずれ続きのホテル探しの途中で「このホテルもあたったら?」とリストをくれたフロントマンといい、そしてこの担当者といい、今日旅立つ日を迎えてシュトゥットガルト、名誉挽回です!
今はきわめてローカル線で、ヴュルツベルグをめざしています。
夫は乗る前も乗ってる今も、忙しくふらふらワクワク。
人に大量の荷物を預けたまま先頭車両の写真を取りに行くわ、コンパートメントの椅子を引き出して頭の部分まではずし、「これはすごい!枕になってる」と寝てみるわ、トーマスクックを見ながら「2時22分ローマ時代の土塁を通過するぞ」と大騒ぎ。
いままでこの旅行を「薔薇好きの妻がしたい放題ヨーロッパ旅行」と思って読んでいらっしゃる方がいたら大間違い。ここで謹んで弁明させていただきます。
乗り物大好きな夫は、TGVだのICEだの高速列車も好きですが、こんなガッタンゴットン行くローカル列車が特にお気に入り。車両も今時はもうヨーロッパでも最新式はコンパートメントではなくて、二人がけや一人がけで電源付き。無線LANのパソコンも出来るまるで飛行機のような座席が主流だけど、夫は旧式ほどごきげん。車内から見える景色が良いようにと、プラットフォームの外側から窓を拭いたり内側から拭いたり。通り過ぎるきれい好きと言われるドイツ人もびっくりです。(さすがきれい好きなドイツだけあって列車の窓はたいがいはきれいに拭かれています。フランスの列車の窓が汚くて夫は閉口していました。)
ユーレイルグローバルパスを買った時についていた「トーマスクック時刻表」は夫が肌身離さず愛用してもうぼろぼろ。それを克明に調べた上で10分足らずで乗り換えなんて綿密な鉄道プランをたてるから、トランクを引きずりプラットホームを駆け回る、なんてことになってしまう。
知らなかったけど、すっかり鉄ちゃん(鉄道オタク)の夫です。
車窓に広がるブドウ畑
追記:
一部の方々にご心配をいただいている洗濯物ですが、昨夜私がごしごしと何枚分も洗い上げました。
えらいでしょ。
kiho
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コメント
旅はいよいよ佳境に!只今、ダーリン孝行中?
隠れてっちゃん? じつは世話女房?
旅をしてみなければわかりませんか!?
コンパートメント、多分ウィーンからシュツットガルトまで乗って、感激しました。
やっとヨーロッパの鉄道って感じが!!
フーム、わかる、わかるその感動!!
*洗濯物はバスタブの残り湯で踏むとよろしいようで?
投稿: jeudi | 2008.06.14 08:01
jeudi様>
それがバスタブのない日々が続いていたのです。
経済的旅行だから。
今日はドルトムントでやっとコインランドリーに行けました。
ドルトムントの薔薇、旧ガーデンにあるよねー?
kiho
投稿: kiho | 2008.06.20 04:35