ジュニアスウィート!
6月16日、カッセル一日目。
とった宿は87ユーロで専用のバストイレも立派、部屋もまずまず、これなら何泊かしようと思ったのもつかの間、インターネットが一階の公共部分だけでしかも夜の11時まで、と言われてそれでは困るとホテルを変えるをことにしました。
あてもなく例によって電話をかけ始めた私。(ホテルの部屋からなら公衆電話よりまだまし。)
何軒か断られて、あるホテル。
「ジュニアスウィートなら空いてますけど?」
「じゅにあすうぃーとお!?」そんな畏れ多いと尻込みする私に夫「その値段でジュニアウィートならいいんじゃない?」
確かに。125ユーロだそう(ただし朝食無し)。
部屋でネットも出来るというし、それならとそこに移ることにしました。
6月17日、カッセル二日目。
着いてびっくり、部屋が広い!
会議ができそうな大テーブル部屋、ベッドルームにはソファの他にも椅子とテーブル。
間違いなく、この旅行で一番広い。スウィートと名の付く部屋に泊まるのも人生で初めて!
ただし、ジュニアと付くだけあって広いだけでそっけないけど。バストイレはむしろ狭い。
でもなにより嬉しいのは、湯沸かしポットがあったこと。
意外とヨーロッパのホテルってこれがなくて、日本から持参した簡易ドリップコーヒーを無駄に持ち歩いていた私たち。朝食無しだけどポットがあればあとはクロワッサンでも買ってくれば!
ということで、もう今夜から近くでデリを買って部屋でお手軽夕食です。プレッツェルももちろん。
夫はここドイツではプレッツェルと呼ばれるパンが何よりもお気に入り。列車の中でも車内販売から買って食べるほど。
皮が塩辛く香ばしくて、ビールのお伴にぴったりというので、ドイツのビール好きにはなくてはならないものだとか。駅でも街角でもどこでも売っています。皮に塩の結晶が付いていてそれが塩辛すぎるので、それを払い落としながら食べるとほどよいお味。
夫につられて、私もプレッツェルファンになってしまいました。
今日はサッカーユーロ2008フランス-イタリア戦。
どちらも1次リーグを突破するのにがけっぷちなので面白い試合になるはず。
ビールとプレッツェルとデリで、最高にごきげんな二人です!
追記:
でも実は問題が。
部屋でネットが出来るというので移ったホテルだったのですが、実際は一時間10ユーロの有料ネット。
一時間なんて、今夜は次のホテル探しと予約であっという間に終わってしまいました。
なのでこの文章も、明日の一時間分でがんばってアップするつもりですが、うまくいくかなあ。
画像を小さくして効率よくアップしてるつもりなんですが、1つの画像アップに2分以上かかり、結局なんやかんやで小一時間かかってしまいます。
なかなかサクサクとはいかないネット環境がずっと続いています。
皆様、どうぞ気長におつきあい下さいませ。
もうひとつ追記:
前日はドイツ-オーストリア戦でした。
ドイツ1-0で悲願の勝利!これで1次リーグ突破!
なのに勝利した割には街は静かでかすかにクラクションの音が1、2度聞こえただけ。
カッセルということもあるのかしら。
ヴュルツブルグでドイツ戦が始まる前、まだ数時間もあるというのに窓や車には数々の国旗がはためき、街は集合するドイツカラーの若者たちで賑わっていました。カッセルでは「あれ?もしかして今日?」と、ちらほら目立ち始めた車の国旗にやっと私たちも気付いた位控えめ。
シュトットガルトはそりゃあもうすごかった。
いろいろな出身国の人が多い街なのか、何戦が始まろうとも、各国の旗が窓に、車に、商店に、レストランにはためいて、それもいがみ合うような雰囲気ではなく良い意味で競い合いを楽しんでいるような高揚を感じました。
薔薇とサッカーユーロ、今回の旅、私たちにも本当においしい旅です!
(イタリア-フランス戦は結局2-0でイタリアが一次リーグ突破。2点目はアンリのオウンゴール、、、。アンリ、悲しすぎ。)
kiho
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