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2008年6月

2008.06.30

セーフティバッグ!

留守宅の安心に?!

今回、長期間家を空けるということの心配もありました。
ご近所の方にはお話して、さりげなく(?)ひと気があるようにアスパラを採りに来てもらったりしましたが、あの深々とした雑草を見たら、誰だって留守宅だということがわかりますよね~。

で思いついたのが銀行の貸金庫!flair
でもあいにくと近隣の銀行の貸金庫は満杯とのこと。
その代わり、セーフティバッグというシステムがあるのだそうです。
しかも貸金庫はたいがい年間12000円ほどするのですが、(銀行によって差はありますが)セーフティバッグの利用料は半年で3000円ほど(出し入れの際手数料が300円ほどかかります。)
旅行直前、我が家はここに全財産を預けて出発しました!airplane

で、帰宅したのが金曜の午後。
しかも預けた本人の夫はその時風邪でぐったり。とてもとても銀行でセーフティバッグの出し入れをする元気はありませんでした。bearing
なんとかなるさと、楽観主義の我々、そのまま週末に突入~。
でも実際はやっぱりとても不便なことに、、、。
大した財産もない我が家ですが、この際と、一切合切すべて預けていたのです。
旅行に持って行った以外のクレジットと名の付く物すべて!キャッシュカードと名の付く物すべて!通帳と名の付く物すべて!印鑑と名の付く物すべて!

でその結果、我が家は旅行に持参した残金のみで週末を過ごすことに。moneybag
(それも当然ながら残りわずか。)sweat01
その他、スーパーに買い出しに行っても、クレジット機能の付いてるスーパーのカードも全部預けて手元にないものだから、ポイント5倍セール!なんてやってるのに何のポイントも付かない、、、。エコバッグ持参だったのにエコポイントも付かない、、、。sweat02

さ、ノイシュバンシュタイン城で興味が湧いたから、レンタルで「ルードヴィッヒ」でも見ようか、とレンタルビデオ店へ。、、あ、そういえばビデオカード、クレジット機能付きで預けていた、、、。sweat02

やっぱりとほほな我が家なのでした、、、。
今日早々にセーフティバッグの出し入れに行きました、、、(一部ですが。)run
「ルードヴィッヒ」はもう古いのか、ありませんでした、、、。crown

咲き始めたER Redoute

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2008.06.29

フェルメールに終わる旅

6月25日

アムステルダム2日目、飛行機の出発は18:10なので宿に荷物を預けて、ゴッホ美術館と国立美術館に出かけました。
私は以前一人でアムステルダムに来たときに一度どちらも見ているのですが、前回は見落としたのかなかったのか、気付かなかった作品がありました。国立美術館のフェルメール「牛乳を注ぐ女」です。国立美術館にはレンブラントの「夜警」があり、これは1室の壁一面を占める大作ですが、この「牛乳を注ぐ女」はまた、想像していた大きさよりもさらに小さな作品でした。diamond

小さな小さな作品なのに、この時代の他の画家と比べてそこだけぽっと明かりが射しているかのように、ほのぼのと明るい作品です。そしてその作品の中でさらに一点、壺から注がれるミルクのしたたりがいっそう際だって白く光っています。絵全体は静けさが支配しているのに、そのミルクだけはしたたる音まで聞こえそう。shine

この旅の最初の滞在地デンハーグで見た「真珠の耳飾りの少女」。その耳飾りの真珠が同じように、重さでぽとりと落ちてしまいそうにことさら白く光っていました。
そして旅の最後にまたフェルメール。
今回の旅、特に意識したわけでもなく、フェルメールに始まりフェルメールに終わった旅でした。lovely

実はインドネシア料理に終わった、、。アムステルダムの本格的インドネシア料理、おいしかった~!

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アムステルパーク薔薇園

(夫のパソコンからなんとか引き出せたので、空白のアムステルダム二日間をアップします!)

アムステルパーク薔薇園

Amsterpark, Amsterdam, Holland

6月24日

これはどうしようかなあ、書かない方がいいんじゃないかな、あんなに驚異の薔薇園を次々見たあとでは、、、。
という気持ちになってしまう薔薇園でした。

アムステルパーク入り口に着いて薔薇園を聞いたところ、あの生け垣の向こうにあるという話。生け垣の向こうに行くと、ふむふむなるほど、薔薇園の始まりを思わせるちょぼちょぼした薔薇の植栽が。で夫と二人、その先をどんどん歩いて行きましたがとうとう薔薇園は現れず。じゃああのちょぼちょぼしたベゴニア花壇のような植栽が薔薇園だったんだ!とある意味驚きの薔薇園でした。

薔薇の株がどれも高させいぜい30cmくらい。今が花盛りの時らしく、確かに花は付けていますが、小ぶりの赤花で修景用薔薇の一種でしょうか。その赤薔薇以外にも植えられていますが、種類はせいぜい数品種くらいのもの。形ばかりにつる薔薇が誘引されていますが、枝ぶりも悪く、悲しくなるような育ち具合でした。

アムステルパーク薔薇園

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アムステルダムということで気候が厳しいのでしょうか。Img_0008
確かに北海道の厳しい冬が終わり春を迎えるたびに、凍害で年々貧相になる株に北国の限界を感じる時があります。
でもアムステルダムのこの薔薇の株は、凍害にあったとは思えない。
つる薔薇のシュートは本数は2,3本ながら、あくまでも青々とすっくりと伸びています。
北海道ではところどころ、凍害の跡の茶色の斑点が出てしまいます。

ただし、ふと思い出しました。
同じオランダのデンハーグの薔薇園。手入れはよく薔薇園も立派でただ花の開花時期よりも早かったため盛りを見られず残念でしたが、やはり薔薇の株は小さく、つる薔薇の成長ぶりも良くなかったことを。
凍害とは別ながら、やはり薔薇の成長が難しい気候条件なのでしょうか。
それでもデンハーグのB&Bのオーナー夫人が「先週も行ってみたけどまだ開花してなかったわ」と薔薇の開花を心待ちにしていたのに較べて、このアムステルパークの薔薇園の人気もないさみしさは際だって対称的でした。

こんな刈り込みが得意な公園でした

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2008.06.28

草深い我が家

6月28日

帰ってきて、庭を見て笑ってしまいました。coldsweats01
たった一ヶ月で庭って草ぼうぼうになるものなんですね~。
まるで夜逃げした家。Img_0029

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さきほど庭をひとめぐりして様子を見たところ、芝さえ刈ればなんとか復帰できると判断を下しました。
花壇は私が出発前に所狭しと植えた花の苗がほどよく育ち(植えすぎ!とも言われたりするんですが)、これが逆に雑草の発生を抑えたようでそんなには雑草取りもしなくて済みそう。必殺雑草抑えの植えすぎ花壇!おすすめです!(ってあまりマネしないでください、、。)coldsweats01

鉢ごと埋めた薔薇も健在。bud
失敗だったのは鉢ごと埋めた観葉植物。
水不足というよりも、直射日光がいけなかったのか、葉焼けしてしまいました。
これは大失敗。掘り出して早く日陰に移さなければ。

薔薇はまだほとんどが開花前。嬉しい~私を待っていてくれました。

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アンヌマリードモントラベルもまだまだこれから。Img_0047

今日の仕事はひとまず現状視察だけで、今日は届いていた梅を洗いました。
生活クラブで買った南高梅です。
まあなんて今年は良い出来。まるまると太ってプラムほどもある大粒のものも。
梅干し作りはいつもは(なんと)夫が主体でやるのですが、今年は夫は風邪なので私が。
旅行中お世話になった恩返し(?)です。wink

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2008.06.27

ただいま帰りました!

6月27日

みなさま、さきほど帰ってきました!
この空白の2,3日、まだアムステルダムでぶらぶらして居りました。
そのレポートはダウンした夫のパソコンの中。復元できるようならアップするつもりですが、できないようならまいっか、というくらいの気の抜けたアムステルダム滞在でした。思えば私は薔薇園めぐり終了と共に燃え尽きてしまいました!ってほど虚脱感でもないんですが、でもそれがこの旅の原動力になっていたことも確かです。それもこれも応援してくださっていたみなさまのおかげ。
この拙い薔薇園レポートをここまで読んでいただき、本当にみなさま、どうもありがとうございました。happy01

昨夜はまたソウル経由の帰国だったのでホテルの近くで韓国焼き肉。restaurantこの1ヶ月、ユーロ高をひしひしと感じた身には、韓国の物価はとてもお得感があります。二人でたっぷりの焼き肉(サムギョッサルという豚三枚肉ですが)を食べて1600円。ホテルは1泊(二人で)9000円。(行きの韓国のホテルはさらにお得で6600円だった!)

今回のヨーロッパ旅行は、経済的に経済的にと心がけていた割には、ユーロ高のせいでやっぱり何かと割高でした。
パリで飲んだスターバックスのキャラメルマキアート、トールで4.7ユーロ。カプチーノも3.7ユーロ。1ユーロ170円とすると、それぞれ799円、629円よ~sign01
いくらパリだからって、周りの人たちは800円のコーヒーを飲んでる顔はしてない(どんな顔?)。せいぜい日本と同じ410円、360円のキャラメルマキアート、カプチーノを飲んでる顔をしていました。すべてこんな感じで、今1ユーロは換算上は170円ほどですが、実際のヨーロッパの人たちは1ユーロ、100円感覚で暮らしている気がずっとしていました。
黒板にチョークで書かれたお得なランチ。たいてい10ユーロ。私達は「ランチで1700円かあ」と覚悟の出費なのですが、現地の人はお気楽に注文しています。これも1000円感覚なら、なるほどって感じ。ユーロ高のこんな時期にはヨーロッパに行くべきではなかったのかも~。wobbly

韓国に戻ってきて、やっと私達の経済感覚に沿ったお得感。
次に行くときはもっと円高の時にしなくちゃねー。そしてそれまでにまた旅費を貯めなければー。moneybag

さらに泣ける話をもうひとつ。実は夫が先ほどから風邪を引いてダウンしてしまいました~。
(昨日サムギョッサルを食べてるときはまだ元気だったんだけど。)
今回、タクシーを使ったのはHex城のみ。
現地の交通手段をいち早く把握して、どこに行くにも公共の交通機関busで行けたのは、乗り物大好きな夫のおかげ。
交通網を把握するだけではなく、自動販売機をにらんでいるうちに割安切符も把握して、4回券、一日券、48時間券などを駆使しました。
「薔薇好き妻のわがまま歩き」をいかにお得に歩くかを精魂こめて考慮工夫し、とうとう最後に疲れきってしまったんでしょう~。
本当に夫にもお疲れさま~です。せめて溜まった洗濯物を一気に盛大に洗い上げますからね~。

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2008.06.25

ちょっと泣けるいい話

6月24日

すみません!

これもアップできるか不安ですがやってみます!

パソコンがダウンしましたー。

最後の最後まで、よくがんばってくれました。

旅行記を始め、グーグル検索、宿の手配、写真の取り込み、、、。

でも昨夜、まったく復帰せず、今日、熱が冷えたようでかろうじて立ち上がったので書いています。

最後の最後にダウンだなんて、泣けるわあー。もう古いPanasonicのB4型くらいのノートパソコン。旅立ち前から調子悪かったので、USBメモリでバックアップしながら使っていました。この夫のパソコンに今回の旅行の功労賞をあげましょうー。

ということで、旅行記の続きはまた帰るまでお待ち下さい。

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2008.06.24

旅のちょっと笑える話

6月23日 アムステルダムにて

もう旅もほとんど終わりに。書くネタも無くなってきたので、旅のこぼれ話を。bleah

エレベータ閉じこめられ事件や、列車乗り間違え事件の他には特に大きなトラブルもなく、本当に今回は穏やかにつつがなくこの長い旅を続けることが出来ました。
(過去には「シアトル60年ぶりの大雪snowに遭遇旅行」なんてのがあって、夫と二人、その日の食事がハンバーガー1個ということがありました。それも夫が60cmの大雪の中、足にゲートル代わりにごみ袋を巻いて、唯一空いていた店で買ってきた。)

なのでトラブルではなく、ちょっと笑える話をいくつかご紹介します。notes

その1.
旅行前に自由旅行者のバイブル、「地球の歩き方」を買おうと検討。でも売っているのは07-08年版で、08-09年版は6月上旬に出るという。
フランス版はかろうじて間に合って、しかもユーレイルグローバルパスのおまけで新版が手に入りました。ラッキー!
でもドイツ版はやっぱり新版はなし。5月末に旧版を買うのはむなしすぎ。
ということでドイツは自力で歩こう!とこの時点では意欲的だった私たち。

ところがパリで宿の手配とインターネットに苦労して、最後は「地球の歩き方フランス版」のお世話になりっぱなし。(宿も日本語ネットカフェも。)
やっぱりドイツも「地球の歩き方」なしには生きていけないと、パリのど真ん中の日本書店を見つけるや、飛び込んでしまいました。run
日本だと1800円で買える「地球の歩き方」。
パリのど真ん中で結局旧版を4000円で買いました、、、。とほほ。weep

でもドイツでも大活躍の「地球の歩き方」でした。まだまだ自立出来ないなあー。

その2.
薔薇園めぐりが今回の目的。
事前に調べられることは調べたつもりですが、住所だけ分かっていてもなかなかたどり着けないのが広大な公園の中にあるヨーロッパの薔薇園。公園の端と端では地下鉄3駅も離れていたりする。
(って薔薇園を見に行こうって人自体、だいたいマイナーなのよね、きっと。インフォーメーションで聞いても「?」なことが多い。)

夫がそのうち面白いことを始めました。
グーグルアース検索です!flair
住所をGoogle earthに打ち込んで夫、
「ここにある!」
それがですねー、打ち込んだだけではみつからないのです。
そこはたいがい一面緑の公園。
そこからが夫の編み出した「必殺薔薇園探し」。scissors
「なにやら円形の、なにやらカラフルな地域」を上空偵察。
実際かなりの確率で当たります!
バーデンバーデンの2つの薔薇園はこの方法でみつけなければたどり着けなかったでしょう。

でも今朝アムステルダムの薔薇園探しをやったところ、拡大したら、単にカフェのパラソル群でした、、、。ng

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ケルン再訪

ケルン大聖堂

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6月23日

6月上旬ベルギーからドイツに初入国した街、ケルンにまた戻ってきました。
前回はシュトゥットガルトへの列車の乗り換えのため、一時降り立っただけ。
その折、駅前広場に出て後ろを振り返ったとたん、二人で口をあんぐり。かのケルン大聖堂が中央駅の隣りにそびえ立っていたからです。
くっきりとした青空を突き刺すようにそびえ立つ、ドイツ一大きなこの大聖堂の偉容は私たちの度肝を抜くのに充分な迫力。その時は時間がなかったのですが、帰りにはまたぜひ来なくては!と強烈に印象づけられました。

そして昨日、ドイツ最後の夜をこのケルンで迎えました。
ホテルに荷物を置き、さあ夕食に行こうとロビーに下りたとたん、また二人で口をあんぐり。
先程までの薄日さす好天が、猛烈な雷雨に変わってしまったからです。
この雨がやむまで待とうと部屋に戻ると雨足は尚いっそう激しくなりました。
ピカっと光る閃光。ガラガラと鳴る雷。打ち寄せる波のように暴風にあおられる横殴りの雨に、軒先の人々もなすすべもなく立ちつくしています。そのうち雨はバケツをひっくり返したような一直線に落ちる豪雨に。しばらくして、それもやっと小降りになりました。

Img_0013 さあこの隙に、とドイツ最後の夜はやっぱりドイツの居酒屋で、とケルンビールのお店に。
折しもサッカーユーロ2008準々決勝のイタリア-スペイン戦。
どんなに騒々しくなるかと不安半分、期待半分だったのですが、それが意外にもお客達はシーンと食い入るように画面を見つめ続けています。
どうもイタリアファンらしく、イタリアが不利になるとことさら息を詰めている様子。
サッカーファンの真剣さを見た気がしました。
野次馬としてサッカーを楽しんでいる我々は、おいしく楽しくビールを飲んでホテルへ。Img_0020

すると帰った途端、また豪雨。また雷鳴。
まったくケルンという街は、私たちの度肝を抜いてくれます。
(この夜の列車は軒並み遅れて、行き帰りに通った駅は大混雑でした。)

今日、アムステルダムへ向かう前に、このケルン大聖堂を訪れました。
ちょうど12時のミサが始まり、聖堂の大天井いっぱいにパイプオルガンの荘厳な音色が響き渡ります。私たちのドイツ旅行も有意義に、そして無事に終わったなあとオルガンの音色を聞きながら、自然と感謝と感動の気持ちがあふれました。Img_0028

追記:
イタリア-スペイン戦は結局PK戦の末、スペインの勝利。
PKを2つ取られたイタリア、選手たちは顔もあげられず。あの店のお客もきっとがっかりしてるなあ。

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2008.06.23

風に吹かれてライン川下り

ライン川下り、私たちの乗ったフェリー

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6月22日

とうとう私たちの旅も残り時間秒読みになってきました。
「まだ終わりたくないー」と毎日ぼやく私。

でも確実に日は過ぎて、ライン川の流れとともにドイツを去る日が近づいてきました。
そうです、今日はライン川下り。Img_0005        ネズミ塔

リューデスハイムの船着き場にはもうたくさんの観光客が船の到着を待っています。
あまりの人に夫は1時間遅らせようかと。でもなんとなく乗っちゃいました。

ラインシュタイン城

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案の定大荷物を荷物室に仕舞ってから私たちがデッキに出てみると、もうチェアもないどころか座れそうな階段にも人がびっしり。
やっぱり遅らせた方が風情があったかな。
古城を撮ろうにも必ず人の頭が写ってしまう状態で、昨日列車から撮っていた夫は正解。まいりましたー。

                   シェーンブルグ城Img_0045

見所はリューデスハイムからザンクトゴアール。この間に有名な古城もひしめきローレライの岩場も見られるというので、その間のチケットを買っていた私たち。

ローレライの岸壁

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ザンクトゴアールで多くの人(日本のツアー客が大半でした)が降りていくのを見て「もう少し乗ろうか」とチケットをコブレンツまで延長してもらいました。これが出来るのがフリーの旅行の醍醐味。コブレンツまでゆったり2時間の船旅延長です。

案の定、がらがらになったレストランでゆっくりお茶。Img_0069
リューデスハイムでは飲みそびれたリューデスハイム・コーヒーとアプフェルクーヘンとベルギーワッフル。甘いものが苦手な夫もドイツのケーキ類は甘さ控えめで、最近では食べるようになりました。
リューデスハイム・コーヒーは角砂糖にブランデーを注ぎ火を付け、そこにコーヒーを注ぎさらにクリームをたっぷりのせたコーヒー。濃厚なブランデー味はさすがに私には少々きつくて酔いそうになったので再びデッキへ。0070a

デッキは川風が渡り、暑い日なので(カッセルは今日29℃だとか)、外にいるのがとても気持ちいい。
見所の古城も少ないため(?)心騒がせることもなく、ゆったりのんびり川下り。
いいなあー、忙しい旅だったからのんびりするなあー。このままずっとゆられていたいなあー。Img_0025

、、、と、あれ?あそこに見えるのは薔薇園!

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コブレンツの手前、ブラウバッハの船着き場にはまぎれもなく立派な薔薇園が。
よく読むと「地球の歩き方」にも載ってる!ふ、不覚だった、、、。Img_0085
フェリーからせめて通り過ぎる薔薇園をカメラに納めました、、、。

Img_0089 なんとマルクス城のふもとに薔薇園があったのです!

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ライン川上り列車

6月21日


ドイツでし残したこと、それはライン川下り。
それをしなくちゃとわざわざライン川を列車で上り、リューデスハイムにやってきました。
ドルトムントを出発して2時間、ライン川下りの終着点でもあるコブレンツに到着。リューデスハイムまではまた列車を乗り換えて1時間。Img_0035

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このコブレンツ、リューデスハイム間はライン川下りの見所満載の場所、列車からでもラインのゆったりとした流れと両岸の岩場にふいに現れる古城を十分に楽しめます。
私は薔薇園めぐりのノルマ(!?)が終わった達成感と脱力感でお昼寝タイム。Img_0021
夫はというとまたしても夫の好きなローカル列車の上に、次々変わるライン川の景色におおはしゃぎ。明日も船からしっかり見られるんだからそんなにはしゃがなくても、とゆっくりお昼寝したい私。

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ホテル Lindenwirt

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案の定、ホテルに入った途端に今夫は疲れてお昼寝タイムです。
ここはリューデスハイムのつぐみ横町。小路には観光客があふれ、真昼間なのにどのレストランからも一杯気分のお客たちの陽気な声が聞こえます。夜はまたさらににぎやかになることでしょう。

私たちもたっぷりお昼寝したことだし、夜は飲むぞーbeer(って一杯が限度の私。)

リューデスハイムの丘に登るリフトに乗って

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リフトから見たラインの流れ

                                                                        

これがつぐみ横町!Img_0012

 

夕食はもう一度ホワイトアスパラ、名物ザウマーゲン

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300年前からあるというホテルはステンドグラスも立派

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追記
また最近洗濯をさぼっている夫。
「もう旅も終わりだから洗濯せずに済ますつもりでしょう」
「あたり!」
「でも足りるの?」
「いや足りない」
ってどうする気?ほんとに知らないっと。wobbly

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2008.06.21

ドルトムント、ヴェストファーレン公園薔薇園

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ドルトムント、ヴェストファーレン公園薔薇園
Deutsches Rosarium
Westfalenpark, An der Buschmuhle 3, Dortmund, Germany

地下鉄U45,49Westfalenpark駅下車すぐ
入場料2ユーロ

6月20日
いよいよ私たちの薔薇の旅、最後の薔薇園となったドルトムントのヴェストファーレン公園の薔薇園。あまり期待もせずに訪れたのですが、その比類のない出来映えに夫と私はしばし呆然、動けませんでした。これは驚異の薔薇園、ザンガーハウゼンを越えると結論しました。

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地下鉄Westfalenpark駅を降りて公園まではすぐ。公園に入って薔薇園はどこかしらと歩きはじめるとそれらしい門構え。そこから薔薇園は始まっていました。Img_0024
ひとつひとつテーマ毎に小さく区画され、ロマンティックガーデン、サンクンガーデン、ミニチュアガーデンと続いていきます。


Img_0027 どれも整備され名札も付き、十分な見応え。しかも区画はしだいに大きくなり、コルデスの庭、タンタウの庭となるともう薔薇のブッシュも点在して見るのも走り回るほど。
ドルトムントなんだから、ぜひ薔薇のドルトムントを見なければ、と探したらありましたありました。Img_0088
でもそれ以上の数々の名花の中で探すのもやっと。

    右手の赤薔薇はドルトムント

ようやく区画も終わりかけたようで、そのあたりには見あたらず、じゃあ一休みとカフェでお昼。

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お昼を食べ終わって帰り道、さきほどは気付かなかった薔薇のブッシュがここに、あそこに、遠くにも。え?とあわてて近くの展望タワー乗り場で薔薇園の小冊子(Deutshces Rosarium, 5ユーロ)を買ってみてみると、なんと私たちはまだ薔薇園のちょうど真ん中にしか到達していなかったのです!

そういえばそこら一体はオールドローズの植栽。それも一株一株が大株で、端から端まで歩くのも大変。Img_0004
Img_0094  スタンダードローズばかりを集めた区画。近代薔薇の区画。そして最後の38番目の区画はというと、、、。

 

Rosengarten im Kaiserhainと名付けられたこの区画が驚異だったのです!

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もう区画なんてもんじゃありません。Img_0012_2
ここだけでパリのバガテル、あるいはライレローズの規模。

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そして規模だけではなく、広い芝生はドラマティックに区切られ、あるいはアーチ、あるいは噴水、あるいは高低差をつけた庭を作りそこに色合いも考慮されたつる薔薇、ブッシュ薔薇、ミニバラ、原種薔薇が、薔薇だけではなくいろいろなコンパニオン・プランツと配色よく形良く植栽されているのです。Img_0016


さらに驚くべきことは、そこここに彫刻が置かれて変化を付けているだけでななく、踏むと音程の違う音が出る仕掛け、鳴らすと音を奏でる仕掛け、

奥にドラ、下がっているのはパイプ。これは38番の区画ではありませんが。

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回すと面白い造形となる仕掛けがあちこちに(でも決して景観的にも不自然ではなく)無数に工夫されていたことです。Img_0025_2 なので私たちが居た間にも子供達が広い薔薇園を駆け回り、こうした仕掛けを奏で、さわりながら楽しんでいました。あまりに広い薔薇園なので、子供達が走っても静かに薔薇を見る人の邪魔にもならず、むしろ時々聞こえてくる心地よい仕掛けの音が楽しみな位でした。

ノウサギが芝生に。他にも何匹も。ヤマゲラもリスもいました。

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ザンガーハウゼンを見たときに、確かに規模も品種数も世界一、と心底納得したのですが、このドルトムントの薔薇園を見た途端、世界一の基準は規模や品種数だけでは決められないと実感しました。
薔薇園としての完成度の高さ、薔薇園を越える公園としての完成度の高さ、いろいろな意味で、ドルトムントのヴェストファーレン薔薇園は(私には)世界でも屈指の薔薇園に思えました。

kihotulip

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2008.06.20

ザンガーハウゼン薔薇園

ザンガーハウゼン薔薇園
Europa Rosarium
Steinberger Weg 3, Sangerhausen

6月18日

カッセルから列車で2時間、初めて旧東ドイツの街に降り立ちました。
とはいえ東西ドイツ統一の1989年からもう20年。旧西ドイツ旧東ドイツの違いなど、一旅行者が日帰り旅行したくらいでは全然わかりませんでした。
でも多少、いままでの都市よりは街並みも少し疲れた感じ。痛んだままの古い家がときどき目に付きました。

駅に降りてすぐは、そんなザンガーハウゼンの印象でした。
停まったバスの運転手さんにRosariumに行くか聞くと行くという返事。ちょうど運転手交代の時だったようで、次の運転手に交代。その運転手さん、前の運転手から伝言されていたのか街の中心部で隣のバスに移りなさい、と隣のバスまで私たちを案内してくれました。そのバスに乗りしばらく行くとその三番目の運転手さん、ここだよと合図。降りてからも私たちの行く方向をバスの中から大きく身振りで教えてくれました。
なんと3人もの運転手さんが次々と伝言してくれて、東洋から来た物好きを薔薇園に案内してくれたのです。
ザンガーハウゼン、疲れた街だなんて言ってごめんなさい。

しかもそれどころじゃありませんでした。Img_0031
街中はもうバラ、バラ、バラ。家の戸口にはつる薔薇、歩道にはポール仕立て。

薔薇園に近づくと、いきなり走り去るのは薔薇自動車。横にいるのは薔薇バス。
薔薇園の入り口はカフェや売店がイベント会場のように整備されていて、まるで薔薇のテーマパーク。

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ドイツが東西に分かれた後、西ドイツの人々は、当時からすでに世界最大をうたわれていたこの薔薇園が消えてしまったのではないかと心配していました。でもベルリンの壁が崩れドイツが統一された時、嬉しいことにザンガーハウゼン薔薇園は立派に存続してたのです。それでも東ドイツ時代の商業主義ではない、だから面白みのない薔薇園を私は想像していました。Img_0019_3
ところがこれは大きな間違いだったと遠目に見ても分かりました。

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入場料8ユーロ。
薔薇園の中に入ると人、人、人。
ドイツ語以外にも聞こえてくるのはフランス語、イタリア語、バスで乗り付けるツアー客。これはもう面白みのない薔薇園どころじゃありません。

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入り口すぐにあるのは新しく整備された薔薇園で、そこはパリの薔薇園のように整形されアーチや噴水、ベンチなどで構成されていましたが、奥に展開するのは1903年に開園された頃の面影を残し、深い森を背景にして薔薇の植栽の間を散策できるようになっていました。
ここら辺のオールドローズの植栽にたどり着いた私はもう大変。抜け出すことが出来ません。

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オールドローズの花盛りを見たくてここまで旅して来ましたが、古い古い薔薇たちはちゃんと私を待っていてくれました。カッセルの水辺の薔薇園も、ザンガーハウゼン薔薇園も、オールドローズまさにいま真っ盛りです。Img_0031_2

薔薇にはどれにもしっかりと品種名が付いていて、薔薇以外の植栽も考えられていて手入れもよく、ここまではるばるやってきた意味が充分ある薔薇園でした。

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ちょっと可笑しかったのは、あまりに薔薇の品種が多すぎて、つる薔薇の枝を横に広げて展開させる余裕がないのか、つる薔薇がどれも支柱1本の直立仕立て。無数に林立するつる薔薇という仕立て方を初めて見ました。

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規模の大きさも確かに世界一。手入れも一級。品種数も世界一。薔薇の旅の最後を飾るのにぴったりの薔薇園と言えるでしょう。
、、、あ、まだ最後にはならないはず。明日私たちはドルトムントに向かいます。

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これがウワサの薔薇トレイン、薔薇カー。

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道には10mごとに薔薇園へといざなう薔薇マークが。0032a
ただし薔薇園までは1.5kmあり登りのため歩くのは大変。駅前にはたくさんタクシーが停まっていますからそれを利用するか、バス、または薔薇トレイン(?)。

追記:
とカッセルに帰る列車の中でこれを書いていたらいきなり夫。
「この列車カッセルに行かない」
荷物をひっつかみパソコンを開いたまま大あわてで降り立った駅はどこ?
エアフルトと判明。
時刻表やら駅の自動販売機の時刻表印字機能を駆使して、いままで間違えずに乗り換えてきた夫の初めてのミス。
「うふふ、ばらしちゃお。」
と、今あらためてカッセル行きに乗り換えて、余裕になった妻。
でもカッセルに着くのは7時過ぎだわー。

夫のミスというよりも、ザンガーハウゼン駅の同時刻、同プラットフォームに違う列車が入ってきて乗ってしまったみたいです。列車が遅れたりするとたまにこういうことがあります。プラットフォームが突然変わってしまう。実際、今回あらためてカッセル行きに乗ろうと待っていたプラットフォームも直前に反対側に変わっていました。(夫のために弁明するけなげな妻!?)

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2008.06.19

ジュニアスウィート!

6月16日、カッセル一日目。

とった宿は87ユーロで専用のバストイレも立派、部屋もまずまず、これなら何泊かしようと思ったのもつかの間、インターネットが一階の公共部分だけでしかも夜の11時まで、と言われてそれでは困るとホテルを変えるをことにしました。wobbly

あてもなく例によって電話telephoneをかけ始めた私。(ホテルの部屋からなら公衆電話よりまだまし。)
何軒か断られて、あるホテル。
「ジュニアスウィートなら空いてますけど?」
「じゅにあすうぃーとお!?」そんな畏れ多いと尻込みする私に夫「その値段でジュニアウィートならいいんじゃない?」
確かに。125ユーロだそう(ただし朝食無し)。
部屋でネットも出来るというし、それならとそこに移ることにしました。

6月17日、カッセル二日目
0023a_3   着いてびっくり、部屋が広い!0020a
会議ができそうな大テーブル部屋、ベッドルームにはソファの他にも椅子とテーブル。
間違いなく、この旅行で一番広い。スウィートと名の付く部屋に泊まるのも人生で初めて!
ただし、ジュニアと付くだけあって広いだけでそっけないけど。バストイレはむしろ狭い。
でもなにより嬉しいのは、湯沸かしポットがあったこと。
意外とヨーロッパのホテルってこれがなくて、日本から持参した簡易ドリップコーヒーjapaneseteaを無駄に持ち歩いていた私たち。朝食無しだけどポットがあればあとはクロワッサンでも買ってくれば!

ということで、もう今夜から近くでデリを買って部屋でお手軽夕食です。プレッツェルももちろん。
夫はここドイツではプレッツェルと呼ばれるパンが何よりもお気に入り。列車の中でも車内販売から買って食べるほど。0005a_2
皮が塩辛く香ばしくて、ビールのお伴にぴったりというので、ドイツのビール好きにはなくてはならないものだとか。駅でも街角でもどこでも売っています。皮に塩の結晶が付いていてそれが塩辛すぎるので、それを払い落としながら食べるとほどよいお味。
夫につられて、私もプレッツェルファンになってしまいました。
今日はサッカーユーロ2008フランス-イタリア戦。
どちらも1次リーグを突破するのにがけっぷちなので面白い試合になるはず。
ビールとプレッツェルとデリで、最高にごきげんな二人です!

追記:
でも実は問題が。
部屋でネットが出来るというので移ったホテルだったのですが、実際は一時間10ユーロの有料ネット。
一時間なんて、今夜は次のホテル探しと予約であっという間に終わってしまいました。
なのでこの文章も、明日の一時間分でがんばってアップするつもりですが、うまくいくかなあ。
画像を小さくして効率よくアップしてるつもりなんですが、1つの画像アップに2分以上かかり、結局なんやかんやで小一時間かかってしまいます。
なかなかサクサクとはいかないネット環境がずっと続いています。
皆様、どうぞ気長におつきあい下さいませ。

もうひとつ追記:
前日はドイツ-オーストリア戦でした。soccer
ドイツ1-0で悲願の勝利!これで1次リーグ突破!
なのに勝利した割には街は静かでかすかにクラクションの音が1、2度聞こえただけ。
カッセルということもあるのかしら。
ヴュルツブルグでドイツ戦が始まる前、まだ数時間もあるというのに窓や車には数々の国旗がはためき、街は集合するドイツカラーの若者たちで賑わっていました。カッセルでは「あれ?もしかして今日?」と、ちらほら目立ち始めた車の国旗にやっと私たちも気付いた位控えめ。
シュトットガルトはそりゃあもうすごかった。
いろいろな出身国の人が多い街なのか、何戦が始まろうとも、各国の旗が窓に、車に、商店に、レストランにはためいて、それもいがみ合うような雰囲気ではなく良い意味で競い合いを楽しんでいるような高揚を感じました。
薔薇とサッカーユーロ、今回の旅、私たちにも本当においしい旅です!notes

(イタリア-フランス戦は結局2-0でイタリアが一次リーグ突破。2点目はアンリのオウンゴール、、、。アンリ、悲しすぎ。)

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ヴィルヘルムスヘーエ、水辺の薔薇園

                          ヴィルヘルムスヘーエ薔薇園

6月17日カッセル

また心惹かれる薔薇園に出会ってしまいました。Img_0009
ドイツ中部カッセルのヴィルヘルムスヘーエ公園にある、オールドローズ薔薇園です。
Roseninsel
Park Wilhelmshohe, Weg 37, Kassel, Germany

Img_0031 

この240ヘクタールもの広大なヴィルヘルムスヘーエ公園自体が、水の芸術といわれる流れる滝と噴水で有名なのですが、そこの一角に(公園案内図でRoseninsel周辺が薔薇園です)、もともとこのヴィルヘルムスヘーエ城に植えられていて、ルドゥテとほぼ同時代のカッセルの画家ピンハスにより描かれたオールドローズを復活しようと、個人の努力により作られた薔薇園だそう。Img_0032

この一角の池や小川の水辺のあらゆるところにオールド系、原種系の薔薇が植えられ、これはもう薔薇園というよりも薔薇と水の奏でるシンフォニー。この日は真っ青な青空が広がる晴天で、その光の中、濃赤、ピンク、白のオールドローズの輝く花々が濃い緑と水のきらめきの中で踊っています。その姿がまた池にも映り、夢のような薔薇園。

Img_0040 

すっくりと立つモダンローズの整形薔薇園を想像すると、樹形が自由奔放に伸び放題、たがいに重なり合い近くの木にも這い登り、といったこんな造りは薔薇園とは思えないかもしれません。Img_0058


確かにホテルの人に聞いても全然知らない様子で、私たちも唯一オールドローズとつるばらのクラブの会報にあったRoseninselという言葉を頼りにやっとたどり着きました。その割には知る人ぞ知る薔薇園なんでしょう、一目で薔薇好きとわかるカメラを手にした人、香りを確かめる人、何か本と見比べながら見ている人が次々と訪れ、人を魅了するこの薔薇園の確かな存在も感じました。

そうなんです、本と見比べている方に、もしやとお聞きしたらやっぱりそう!

Img_0069


この薔薇園には立派に製本された植栽リストがあるのです!薔薇1本1本にはていねいに番号が付けられ、その植栽リストと見比べることで薔薇の品種名を知ることができます。薔薇園の横にある美術館ヴィルヘルムスヘーエ城の売店で9.50ユーロで買えます。その品種の多さ、その品種管理の徹底さ、個人の努力で始まったというこの薔薇園ですが、個人の意志と情熱こそが、こんな素晴らしい珠玉の薔薇園を生むことが出来るのでしょう。

小川のせせらぎとともに咲く薔薇。Img_0035


湖面にゆらゆらと姿を映す薔薇。
このカッセルのオールドローズ薔薇園は、水と薔薇の織りなす絵画のような、音楽の聞こえてくるような薔薇園でした。

丘から見たヴィルヘルムスヘーエ城(美術館)

Img_0005_2

湖面に姿を映すオールドローズ

Img_0008

私が本で初めて知ったオールドローズR. x dupontiiにも出会えました。

Img_0011

美術館地下のティールームでお茶。
トルテについているクリームがなんてたっぷり!カプチーノもたっぷり!
夫は相変わらず昼間っからビール!

Img_0002   

さあ、明日はいよいよ世界最大規模の薔薇園と言われる旧東ドイツのザンガーハウゼンです!

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2008.06.17

ミュンヘン・ウエストパーク薔薇園

Img_0059
ウエストパーク公園、奥に薔薇園

Westpark, Munich
U6線 Westpark下車

6月16日
1983年に第4回国際ガーデンショーが開かれた時に整備された、ミュンヘン市の南西にあるウエストパーク公園。ここの薔薇園を訪れました。Img_0063

Img_0068

いままでお天気には恵まれた薔薇園めぐりをしてきましたが、ここでは居る間ずっと雨。
雨のせいと、それとモダンローズで構成されているために、薔薇の開花も少しまだ早かったようで、写真は少々さみしい雰囲気ですが、想像力で見てくださいね。

Img_0069_2

Img_0074

この薔薇園はいままでの薔薇園に比べたら規模も小さく、品種名も明記されていません。スタンダード作りの薔薇が小径に沿ってたくさん植えられていたのが特徴的でした。

Img_0080

私が気に入ったのはとあるひとつのベンチ。ラウプリッター(ローブリッター)がその背景一面に植えられています。まだ三分咲きという風情でしたから、満開の時にはさぞかし華やかなことでしょう。

Img_0082

0009a_2 薔薇園の隣に広がるナチュラルガーデンの方が、この公園としても力が入っている気がしました。こちらはロックガーデン風のような湿性花園風のような、そんな自然な雰囲気のさまざまな花の間に原種の薔薇が植えられています。混植の好きな私もこちらの方がお気に入り。ただし残念なことに、もうすっかり原種バラは咲き終わっていました。

Img_0011_3

南ドイツでは原種バラもオールドローズも、この時期少々遅めという感じでした。
北の方はいったいどんな開花状況でしょう。
さあ、もう北へと旅立たなければ。

Img_0025

私がお昼に食べたパンケーキのアップルソース添え、コーヒーと一緒に。 (なぜかパンケーキは細かく切ってあって、シロップと混ざってる。)

夫は相変わらずソーセージとザワークラウト。お昼からジョッキのビールbeerですって!そんなのありsign02

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ミュンヘンで乾杯!

ミュンヘン、英国庭園公園の白鳥の親子

Img_0011_2

6月15日

ミュンヘンにも行かなくちゃ、ということでやってきました。
薔薇園のためというよりも、もちろんビールのため!?
この日のミュンヘンは何かのお祭りだったのでしょうか、 あちこちに出店が出、街中の道は歩行者天国で、あっちでもこっちでもビアガーデン。Img_0017

Img_0033

さあ我々も飲むぞーといきごんだ割には、入った店が混んでいて、奥の部屋に通されたために私たちの他には一組というさみしい雰囲気。付いてるはずのプレッツェルも忘れられててなんとなく1杯で出てきてしまいました。あー残念。ミュンヘン名物白ソーセージ焼きについていたポテトとキューリのまぜこぜ和えが美味しかった。

Img_0037

街のあちらこちらではまだまだお祭りが続いてます。
ある角ではラテン系ミュージックのステージ。
新市庁舎の前ではポップス。

新市庁舎

Img_0024

州立歌劇場の前では管弦楽とともに、本格的テノール歌手の美声が聞けて、これはラッキー。Img_0038


内容がわかればもっと楽しめたのでしょうけど、あいにくとオペラの素養がなくて残念でした。

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2008.06.16

ノイシュバンシュタインに咲く花

ノイシュバンシュタイン城

Img_0014_2

6月15日

ノイシュバンシュタイン城見学の予約時間が10:20、その1時間前にはチケット売り場に来るようにとメイルが来ていたので、朝眠い目をこすりながらホテルをチェックアウト。
6月の日曜日なのにチケット売り場もそんなに混んでいなくて、「予約しないと数時間待ち」というウワサの長い行列もありませんでした。
チケットに書かれた番号278番は、日本人のグループを集めた番号で、30人ほど集まった日本人のために各部屋に入るとスピーカーから日本語の解説が。一人一人カセットテープを持ち歩く方式よりもこれもいいかも。

遠目にこのお城を見ると白鳥城の名の通り、とても優美で歴史もありそうなのですが、近づいてみるとピカピカと新しくて意外な気がしましたが、内部はさすが17年の歳月を費やしたルードヴィヒ2世のこのお城に対する思い入れを感じる力作。Img_0029
精密な木彫り天蓋付きベッド、繰り広げられる壁一面に描かれたオペラの各場面、寄せ木作りやタイル貼りの床、ボヘミアグラスをあしらった大きな金メッキのシャンデリアと、各部屋それぞれ趣向を凝らした作りで贅沢なんでしょうけど、心浮き立つような華やかさはなく、心に満たされないものを抱き続けたルードヴィヒ2世の孤独を垣間見た気がしました。

Img_0036

城から見たホーエンシュヴァンガウ城(王が子供時代を過ごしました)

Img_0005_3

その王が愛しただろうこの山岳地域の花々。城へと通じる坂道で、それがあまりにかわいかったのでたくさん写真に撮りました。Img_0053

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どれも野の花。短い夏の間だけ、このアルプスの地域にひっそりと花をつけます。

短くも儚く咲く、まるでルードヴィッヒ2世王の人生のよう。

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Img_0049_2

もっともどう見てエゾノアカバナ、エゾフウロ、エゾイチゴなどとそっくりさんの、北海道でも見るような花も多々。Img_0056

でもそんなわけないわ。ここはノイシュバンシュタイン城なんだもの。

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似ていてもノイシュバンアカバナ、ノイシュバンフウロ、ノイシュバンイチゴに違いない!「エゾ」とは格が違います!

Img_0054

この王の生涯とこの城の由来に私は興味津々。もっと詳しく知りたくて、思わず2冊も解説書を買い込んでしまいました。Img_0064_2

 

             

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2008.06.15

丘の上のヴィース教会

6月13日、14日はフュッセンに2泊。
夫がネットで予約した宿ですが、これがなかなか。
Hotel Kurcafe
Prinzregentenplatz
Tel:08362-930180
(ただし112ユーロと私たちにはちょっと豪華な値段でした。)

オーストリア皇妃エリザベート(愛称シシー)のシシートルテが有名な老舗カフェ。
その上がホテルで、ここの食事もおいしい。朝食も今までで一番豪華!
イングリッシュブレックファーストとは言いませんが、今回の旅で初めてスクランブルエッグや目玉焼きやベーコンがビュッフェに並んでいました。ハムやチーズも各種。デンハーグ、ブリュッセル、リヨン、パリと旅してきて、ドイツの朝食はとても良いです。他では卵料理どころか各種ハムなんて全然なし。チーズもあったりなかったり。ヨーグルトもカップに入ったメーカーものがあったりなかったり。ドイツでは果物も豊富。ヨーグルトもいろいろ。それに初めてキュウリ、トマト、ピーマンの野菜も!

さて、フュッセンに泊まったら今日はもう白鳥城ノイシュバンシュタインに出かけたと思った方も多かったのでは?それがですねー、ネット予約は前の日の午後4時まで、ということで昨夜は間に合いませんでした。ということもあり、今日は夫がぜひにと希望するヴィース教会へ。0056a
フュッセンからバスで25分ほど離れた丘陵地に立つ、ドイツロココ調の最高傑作と言われる教会だそうです。0020a
バスの行程途中にノイシュバンシュタイン城があるため、それまで混んでいた車内もヴィース教会へ向かうのは私たちのみに。夫はこういうのが好き。人がわさわさ行く観光地には行きたくない!と最近ごね始めました。ジヴェルニーで懲りたみたい。ノイシュバンシュタイン城にも行きたくない!と言ったほどです。(でも夫の母が行きたがったここには行かなくちゃ。>ね、夫)

丘の上のヴィース教会0044a

そのヴィース教会、思っていたほど閑散とした観光地ではなく、むしろ着いてみると人の絶え間がないほど。だから確かに見応えある教会でした。中に入ると、ステンドグラスの明かりのみの暗いゴシック教会とは違い、自然光が天井にたっぷりとあふれ、その光に照らされて軽やかに天使も舞い、マリア様もほほえむ明るいロココ調の天井絵が広がります。
装飾も華やかでいて落ち着いて、じっと静かに教会の長椅子に座ったまま、何時間でも居られそう。
No Photoとあるので残念ながら写真はありませんが、実際はそれを無視して写真を撮ってる人も何人かいました。(フラッシュまで!)

0045a お昼は駐車場のすぐ脇のガストホーフMoserで。ゴルバチョフ氏も来たようで写真が飾ってありました。ここで食いしんぼの夫は大喜び。白ソーセージMunchener Welswurstを食べられたから。0048a 私もアップルパイに似たApfelstrudelを食べられてごきげん。0051a_2

ホテルから見たフュッセンの街並み、右手がホーエン城

0060a

夕食はフュッセンの魚料理のお店で。
グリルフィッシュテラー(焼いたカレイ、サケ、タラ)のライス添え。
それとカレイのムニエル。0068a_3
どちらも大正解のおいしさでした。
美味しすぎて困ったなあ。

食事が終わって9時だというのに、夏時間でまだまだ明るいヨーロッパ。
フュッセンの司教のお城だったというホーエン城まで散歩しました。
だまし絵が有名なこのお城。
確かに壁の出窓、近づいても近づいても本物の出窓に見えました。

0069a

追記:loveletter
ドイツに入ってからコメントが付けられなくなりました。
たいていは時間の余裕がなくて付けられないのですが、余裕のある時にトライすると全然受け付けてくれないのです。
コメントをいただいている皆様、私もきゃはきゃは言いながら読んでます!

notesたくさんの励まし、どうもありがとう!
薔薇好きの皆様、薔薇園はミュンヘンまでお待ち下さい!
洗濯物の心配な皆様、夫も少しは洗い始めました!
宿が心配な皆様、今の時代はネットで予約に限る!と確信しました。サクサクとれます!
美味しい情報を楽しみにしてくださってる皆様、実はサイフが心配になってきました、、、。
札幌情報を下さる皆様、帰るまで札幌の薔薇は待っていてくれそうにないですね。こんなにこちらで見てるんだもの、仕方ないなあ。
ロッテンブロー様、Rさんと一緒に行った旅行、一緒に見たワールドカップ、とてもなつかしいです。このブログもきっと見て一緒に楽しんでくれていると思います。

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2008.06.14

ヨーロッパバスの旅

                     これがヨーロッパバス0056a

6月13日朝9:45、ヴュルツブルグの駅前からヨーロッパバスに乗り込みました。
ここから我々の最終目的地フュッセン到着は19時、ロマンティック街道350kmの旅です。
バスはフランクフルトを8:00に出ているので延々12時間の旅。運転手さんも12時間労働とぼやいていました。でもぼやきながらも楽しそう。トルコ出身で35年もドイツにいるそうで、夏は大忙しですが、冬は3ヶ月休めるのだとか。
乗り込んだ時は私たちの他にも5人ほどいた乗客も次のロッテンブルグ0025a で降りてしまい、あとはほとんど私たち二人の貸し切り状態。

ロッテンブルグの街

「ヨーロッパバスは時間厳守で、遅れると置いていかれます!」とガイドブックに厳しく書いてあるわりには、ディンケルスビュールで昼食で手間取ってホワイトアスパラをかぶりついている時にもう集合時間、一瞬あわてたら、その大型バスが小路を入って来てレストランの前まで向かえに来てくれました。0028a

                ディンケルスビュールの街

もっとも「ホワイトアスパラは限定食材で6月23日までが解禁日。24日は絶対食べられない」とアナウンスしてたきつけたのも彼だし、お昼に食べたいと言うと、端から1軒1軒レストランに聞いてくれて「ここなら食べられる」とお店の人にオーダーしてくれたのも彼だし、その彼の指示のままにかぶりついていたので、私たちものんびりしていたわけではないのです。0031a

ヨーロッパバスのシステム自体がちょっと変わっています。
フランクフルトから、ロマンチック街道沿いの小さくてかわいい街々に停車しながらフュッセンまで毎日往復それぞれ1本。街々の停車時間は15分だったり20分だったり、お昼だけ35分。でも35分のお昼時間ってビジネスマンよりも厳しい。そんな理由であわただしい昼食になったのでした。
観光バスとも違うし、でも路線バスでもなし、途中から乗ってもいいし、途中で降りてもいい。

              あちこちで道路標識が日本語並記0053a_2

0067a アウグスブルグ市庁舎の内部

最後の方でもう一人、旅姿のご老人が乗ってきました。
運転手さんといろいろ打ち合わせしてる様子だったのですが、ミュンヘン(今年からルートにミュンヘンが加わりました)で降りたとき、迎えに来ていた娘さんと抱き合っていました。
打ち合わせしながら運転手さんが携帯電話を貸していたので、娘さんと到着時間の連絡をしていたのでしょう。
運転手さんが言うには、男性は85歳だそうで、奥さんが3ヶ月前に亡くなってケルンからはるばる旅をしてきたそう。ケルンからだったらICEだの高速鉄道でひとっとびなのに、わざわざヨーロッパバスを乗り継ぐあたり、旅をしながら来たかったのでしょう。降り際に私たちも挨拶したら、彼もいろいろ言ってくれたのですが、さっぱりわからず。でもお互いに気持ちは通じてるこんな雰囲気って旅行ならではですね。0062a

0082a 

丘陵を走っていたバスはいったんミュンヘンの都会へ回りましたが、今度はいきなり切り立つ山岳地域へ。「ドイツのアルペン地域、私の一番好きな場所」と運転手さん。       

                                  エッセンの教会

0078a_2
遠くにルードビッヒ2世のはかない夢の城、ノイシュバンシュタイン城がかすんで見えます。
フュッセン到着、ぴったり19:00。さすがヨーロッパバスの運転手さん。
私たちの泊まるホテルの場所も教えてくれて、握手をかわして去って行きました。

0086a

遠くの山の中腹にノイシュバンシュタイン城

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古い街ヴュルツブルグ

ヴュルツブルグの街並み0063a

6月12日ヴュルツブルグ泊。

ヴュルツブルグの宿は、街からさらにバスで20分行った郊外の宿。
ドイツでは、1階がレストランになった形態のホテルをガストホーフというそうですが、ここがそれ。シュトゥットガルトの最初の宿もガストホーフで、そちらは(悪いけど)安レストランという感じでしたが、ヴュルツブルグ郊外のガストホーフは、レストランもホテルもこの地域ではなかなからしく、道を聞いた時もすぐに「あ、それはね」と教えてもらえました。
少し郊外だけど87ユーロでピカピカのバストイレ付き、お部屋もドーマー窓から山や家々が見える小屋根の素敵な部屋。0088a 下のバーから買ってきたビールを部屋で飲んだり、朝食も各種チーズ、ハム、ヨーグルトがきれいに並べられて、ごきげんな宿でした。0005a

Hotel Wirtshaus Spundloch
Kirch str 19, Veitshochheim, Wurzburg
Tel:49 931 900840

ヨーロッパバスに乗るためにやってきたヴュルツブルグ、あまり観光時間がないというのに、いきなり私たちはぶどう畑をくねくねと登るマリエンベルク要塞をめざしました。0057a
要塞とはいえ13世紀の領主の居城。丘の上にあるのでヴュルツブルグの街からはどこにいても見えます。

ぶどう畑の小径は登り初めはのんびりと楽しかったのですが、行けども行けども要塞のまわりとぐるぐると延々と続き、ようやく到達した要塞も複雑な構成で中にいても迷いそう。0066a

領主の庭に薔薇園があるというので登ってきたのですがみつからず、小雨も降り時間も7時近く。「もう帰ろう」と近道して帰りたくても絶対帰れないようになっていて、さすが要塞。堅固な作りです。その昔、司教領主と呼ばれるドイツ各地域の諸侯たちは、こんな堅固な城を建て自分の領地と宗教を守ったのですね。
夫が言うには、領主には奥方がいたはず、奥方は薔薇園が好き、だから薔薇園は見応えあるはず、と
主張して探し回ったのですが、もうドイツサッカーも始まってるし、私はそちらの方が気になる。

丘を降りると小さなビアバーは若者でびっしり。皆テレビ画面に見入っている。
でもちょっと元気ない。あらあらドイツ、クロアチアに1点とられてる。
アルテ・マイン橋のすぐ脇にあるレストランは客層も落ち着いていて、でもやっぱり大型テレビあり。私たちもテレビがチラと見える場所で今夜の夕食。
ドイツ料理が食べたいとソーセージ0078a とザワークラウト。もうひとつは頼み間違えてまたまたウィンナーシュニッツェル。0079a
落ち着いた客層ですが、やっぱりサッカーは気になる様子で、ご主人たちは動きがあると画面を見に立って行きます。バーテンダーもウェイトレスも、ときどき客の視界をさえぎって前に立って見ている。

0081a でもこの夜のドイツは残念でした。クロアチアが2点目をとるなり、ぷいと立ってトイレに行ってしまった客。

帰り道、私たちとすれ違う、街のあちこちの大型画面で試合を見て帰ってくる赤黒黄色のドイツ国旗カラーを身につけた若者たち。空元気で気勢をあげたり他のおしゃべりをしたり。
この後の試合、元気なドイツを見たいです。

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ローカル列車に乗って

このホテルの朝食のゆで卵入れ

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ドイツではテーブルに屑入れが置いてあります

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ローカル列車に乗って

6月12日、シュトゥットガルトを出発しました。
ヨーロッパバスのチケットも、今朝になってもまだすったもんだあったけどなんとか無事入手。この旅行社のシュトゥットガルト支店担当者がとても良い人で、昨日から親身になって奮闘してくれた結果です。最初この街に降り立った時のシュトゥットガルトの印象はあまり良くなかったけど、女神美人といい、はずれ続きのホテル探しの途中で「このホテルもあたったら?」とリストをくれたフロントマンといい、そしてこの担当者といい、今日旅立つ日を迎えてシュトゥットガルト、名誉挽回です!

Img_0014

今はきわめてローカル線で、ヴュルツベルグをめざしています。
夫は乗る前も乗ってる今も、忙しくふらふらワクワク。
人に大量の荷物を預けたまま先頭車両の写真を取りに行くわ、コンパートメントの椅子を引き出して頭の部分まではずし、「これはすごい!枕になってる」と寝てみるわ、トーマスクックを見ながら「2時22分ローマ時代の土塁を通過するぞ」と大騒ぎ。
いままでこの旅行を「薔薇好きの妻がしたい放題ヨーロッパ旅行」と思って読んでいらっしゃる方がいたら大間違い。ここで謹んで弁明させていただきます。

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乗り物大好きな夫は、TGVだのICEだの高速列車も好きですが、こんなガッタンゴットン行くローカル列車が特にお気に入り。車両も今時はもうヨーロッパでも最新式はコンパートメントではなくて、二人がけや一人がけで電源付き。無線LANのパソコンも出来るまるで飛行機のような座席が主流だけど、夫は旧式ほどごきげん。車内から見える景色が良いようにと、プラットフォームの外側から窓を拭いたり内側から拭いたり。通り過ぎるきれい好きと言われるドイツ人もびっくりです。(さすがきれい好きなドイツだけあって列車の窓はたいがいはきれいに拭かれています。フランスの列車の窓が汚くて夫は閉口していました。)

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ユーレイルグローバルパスを買った時についていた「トーマスクック時刻表」は夫が肌身離さず愛用してもうぼろぼろ。それを克明に調べた上で10分足らずで乗り換えなんて綿密な鉄道プランをたてるから、トランクを引きずりプラットホームを駆け回る、なんてことになってしまう。
知らなかったけど、すっかり鉄ちゃん(鉄道オタク)の夫です。

                              車窓に広がるブドウ畑

追記:
一部の方々にご心配をいただいている洗濯物ですが、昨夜私がごしごしと何枚分も洗い上げました。
えらいでしょ。delicious

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2008.06.12

バーデンバーデンの2つの薔薇園

6月11日 バーデンバーデン訪問

バーデンバーデンには薔薇園が二つあります。
1つは温泉地を横切る清流オース川沿いにあるもともとの薔薇園。
もう1つは2003年、世界バラ会の優れた薔薇園として選ばれたポイチッヒ薔薇園と呼ばれる山の上の新薔薇園。

  • オース川沿いの薔薇園Img_0061

Img_0020

もともとの薔薇園は駅からバス201番に乗り、バーデンバーデンの街中に行くならレオポルド広場かアウグスト広場で降りるのですが、アウグスト広場の次のバス停Bertholdplatzで降り、バス通りから斜めに伸びる道R.-Koch-St.をまっすぐ歩いていくとオース川沿いに広がる華やかな薔薇園に行き着きます。(レオポルド広場からオース川をさかのぼっても15分くらいで行けます。)

Img_0032 

行き着いた途端(いつものことですが)そこは全くの別世界。きれいに配置された区画には整然とバラが植えられて、どれにも品種名がしっかりとつき、さすがドイツの薔薇園。

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この薔薇園の特徴はあちらこちらに彫像が配置され、さらに薔薇の横に区画は別になっていますが、とてもセンスのよい花々の植栽があること。色合いがブルーとダークレッドと白に抑えられ控えめながらよく考えられて植え付けられています。

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ここもいままで雨だったらしく、少々痛みがちな薔薇の花と園内を、いままさに手入れの最中。
この日も少し曇りがちでしたが、私は本当に今回ラッキー!

  • ポイチッヒ薔薇園(新薔薇園)

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Rosenneuheiten-garten Beutig
       
Molkestrasse
D 76530
Baden-Baden, Germany
(こちらは有料で一人1ユーロ)
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山の上の新薔薇園まではふもとのカジノの左脇の道をずっと歩くこと20分。少々きつい登りでしたが、登った甲斐のあるこちらも素晴らしい薔薇園。
下の薔薇園はまだ少し早いようで堅い蕾がありましたが、こちらの薔薇園は今がまっさかり。

Img_0006 

しかも下の薔薇園が彫像などで高さを出して、薔薇自体の高さはあまりなかったのに比べて、こちらは数知れないつる薔薇が長い長いトンネルを作って花びらもこぼれんばかりです。
入り口すぐはイングリッシュローズの植栽。
薔薇園の麓にはオールドローズの植栽。
オールドローズは残念なことに、もうほとんど終わっていました。
オールドローズファンの私は、もう少し早い時期に旅をすべきだったような。

Img_0002
でもパリのライレローズではぴったりだったのですが。ドイツが意外と早いのに驚きました。
この先の旅行、どこかでオールドローズの花盛りに出会えるかしら。
ドイツは他に比べてオールドローズが多いと聞いているのですが。

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山並みは黒い森シュバルツバルト

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テュービンゲン散策

6月10日

皆様にご心配をかけている間、シュトゥットガルトから列車で1時間ほど(バスのおすすめもありましたが、読んだときには時遅し。残念。)の学生街チュービンゲンに行きました。

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学生街らしい静かで落ち着いた街並み。中央を流れるネッカー川の両側に中世のおしゃれな赤瓦屋根の家並みが続きます。

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ネッカー川の中州のようになった公園は大プラタナスの並木道。着いた途端夫はここのベンチを占領してたっぷりお昼寝をしました。プラタナスの木陰には涼やかな風が渡り、 ネッカー川にはときおり竿さし船が通り過ぎ、行き交う人ものんびり。私はバードウォッチング。

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お昼寝して元気になった夫とともにプラタナスの行き着くところまで歩いてから、ホーエンテュービンゲン城への急な坂道を登りました。

Img_0073 11世紀頃に建てられたお城だそうですが、一部大学の施設としても使われているとのこと。毎日ここまで登ってくるのは大変だろうなあー。

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(ちゃんと上からの眺めも楽しんだからね>関係者の方)

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マルクト広場へと降り、ヘルマン・ヘッセがアルバイトをしていたという書店を覗き、最後は100年前から創業というホテル・クローネ付属のレストランバーでビール&食事。
私はウィンナーシュニッツェル、夫は鴨肉のグリル。

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忙しかったここ2日間の疲れが、チュービンゲンの心地よい川風に吹かれて少しずつ癒されていきました。

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帰ってから実はまた事件が。
ホテル探しに苦労したので、夫がこの先のロマンティック街道めぐりの宿をネットで押さえ始めました。ネットがサクサクつながるので、インターネット可能(Wifi有り、というのがそれ。70-80ユーロの宿探しはあっという間。もうホテル探しもネットなのねー。)

ついでにロマンティック街道を走るヨーロッパバスの予約も。
ホテルが気軽にとれたので、ついでに、と思ったのが間違いのもと。
日にち、ルート、人数すべて予約して、クレジットカードでの支払い画面もクリアし、さて最後に予約番号でも出てメイルで確認が来るのかと思っていたら、バウチャーの画面が。その画面自体がバスに乗るためのチケットで、それをプリントアウトしろ、みたいなことが書いてあります。
プリントアウトしろったって、プリンターまでは持参してない。
それが出来なければどうしろって指示があるのかもしれないけど、それまで英語で読めていた画面がこのバウチャーになった途端ドイツ語。それもすったもんだしているうちに、どこかへ消えて
しまって、あららら、クレジットカードで暗証番号も打ち込んで明らかに支払いは済んだのに、これってどうなるの?我々の手元には何の証明も残らず。
そんなことでまた昨夜は大騒ぎしていました。

今朝(6月11日)バーデンバーデンへの遠出も控えているのに、駅前のヨーロッパバスを扱う旅行代理店に駆け込み事情を話しましたが「ネット上の申し込みはこちらではわかりません」とスタッフも困った様子。しばらくあれこれ問い合わせてくれましたが、ネット担当者がバカンスだそうで、すぐには分からないとのこと。うむむ。
私たちももうトラブル慣れ。(そういうわけでもないんだけど、仕方ない。)
「じゃあ明日の朝また来ますから、それまでに調べておいてください」と言いおいて、今はバーデンバーデンの列車の中です。
また心配させる話でごめんなさい。

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シュトゥットガルト3日目

loveletter各方面の皆様、ご心配をおかけしましたが、無事昨夜(6月10日)の宿はみつかりました。
(暖かい励ましの数々、どうもありがとうございました!お昼過ぎにみつかったので安心して、皆様から励ましをいただいている間、チュービンゲンで呑気に観光していました。)
(それからネットで行く先の予約をとるようになってパソコンがフル回転で、なかなかお返事コメントは書けませんが、楽しいコメント嬉しく拝見しています!)

diamondみつかったホテルも劇的でした!
「280ユーロなら文句なくホテルがある」なんてインフォーメーションで冷たく言われて、暑い日差しの下シュトゥットガルトの駅前で途方に暮れた私たち。
よし最後の手段は電話作戦!
最後とは言わずに早くに電話telephoneすればいいのですが、異国で公衆電話って辛いものがあるのです。リヨンでも一度、列車に乗り遅れたことを迎えの人に連絡するのにフランスのテレフォンカードを買うから始めなくてはならず大わらわだったのですが、ここはドイツ。まずドイツのテレフォンカードを買って公衆電話を探して、、、その後母国語ではない者同志が電話回線だけで要件を伝える大変さ!

さて、前日訪ね歩いた一つのホテルで「ここもあたってみたら?」と3軒のリストをくれました。
その1つめは昨日もうダメだった。
2つめに電話「一杯です」あーまただめか。
3つめに電話。感じのいい女性の声で「大丈夫ですよ」夢かと思いました。
「インターネット可能、朝食付きで1泊45ユーロです」やっぱりこれは夢か。
しかも聞けば歩いて行けるところ。すぐに予約しました。
45ユーロだなんていったいどんなとこなんでしょう?

着いてびっくり!いままでで一番広い部屋。ベッドも3つ。椅子も3つ。シャワートイレは共同だけど目の前だし、部屋には水道も冷蔵庫も。空調はないけど扇風機まで!清潔だしネットもさくさく。
何より受け付けの女性が感じよく女神のような美人で、夫もその後るんるんと「ランドリーの場所を聞いてくる」(結局この近くにはなかったそう)。

さきほど朝食を食べましたが朝食も各種ハム、チーズ、野菜、ヨーグルト、etc.と豊富。
あまりに気に入ったので着いてすぐ翌日の予約も頼みましたが、もう一杯だそうです。この日はたまたま空いていたみたい。
またホテル探しに苦労したくないので、その真向かいのホテルに飛び込んだら130ユーロでネットも朝食も込みというので、今夜の宿はそこです。
いままでで一番高いけど、でも一昨夜と昨夜と安宿(でも良かった)でがんばったから少し奢ろうということで決着。
いままで一番安いホテルと高いホテルが、ここシュトゥットガルトで隣あってるってのもおかしい。

シュトゥットガルトでホテル事情に詳しくなった私たち。

女神美人のいるホテル、シュトゥットガルト駅から5分で便利な場所だし、皆様の参考までに書いておきますね。
Hotel Mack
Kriegerstr. 7  70191 Stuttgart
Tel:0711 292942
www.Hotel-Mack-Stuttgart.de

この向かいの今いるホテルも快適なので:

Hotel Pflieger

Kriegerstr. 11,  D-70191 Stuttgart, Tel: 0711 22 18 78

www.hotel-pflieger.de

追記:
夫がランドリーに駆け回っているのはもう履くパ○○がなくなってしまったため。
自分のことは自分で!と私は自分の分はシャワーのたびにこまめに洗っていますが、夫はまとめて洗うと横着(?)していたのです。
いまだにコインランドリーみつからず。知らないっと。

追記:
今ドイツは大変です!soccer
サッカー、ユーロ2008が始まっているので。
家の窓にも車にも、街でも、各国の旗旗旗。もちろんドイツ国旗が一番多いけど。0039a_2

今トルコがスイスにロスタイムの劇的ゴールで逆転勝ちしたので、外はクラクションの嵐!

うるさいうるさいhappy02

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2008.06.10

ドイツにて大苦戦中

さて6月9日、Tongeren発12:08でこの心惹かれるベルギーの田舎町を出発。Liege着12:42でケルン行き12:52のICEに乗り換え、その10分間の間に駅で予約しなければ、というので、トランクをひきずって駆け回る駆け回る。最初に並んだ駅の窓口では国際列車は隣と言われ、その隣の窓口に行くと予約は車内でと言われ、結局またトランクをひきずって12:52分に駆け込み乗車!いままでいつも遅れがちだったのに、こんな時ばかり時間ぴったりに来るのね、、、。

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あまりに疲れて予約もとってない席に荷物を放りだし、食堂車で一息つきました。(後で車掌さんがきて、予約はいらないと言われた。)

0070a いままで忙しい旅だったので南ドイツでゆっくりしようとさらにケルン発14:54のICEに乗車。マンハイム16:24着。マンハイム16:31発に乗り換えシュットットガルト17:08着。
シュトットガルトを根城にしてここで宿泊しながら、温泉とバラの街バーデンバーデンや学生の街チュービンゲンを見学しようと計画したのですが、ここでホテル探しに難航中ーーー!
今日の宿も決まっていませんーーー。

シュットットガルトの駅前にインフォーメーションがあり、ホテルの予約はそこで、とすぐに駆け込んだのですが、こういうところでは安い宿はあまり斡旋してないらしく、受付の男性からもしぶい顔。ネットが出来る一番安い宿で朝食無し108ユーロ、というのを勧められましたが、いままでまだ100ユーロを越えるホテルには泊まらずに経済的旅行でがんばってきた私たち。じゃあネットは出来なくても安いところを、と言うと、ネットが出来なくてもそうそう安いホテルはないらしく、やっとみつけてくれたのは58ユーロ。おおー安い。逆にちょっと不安は残りましたが、夜のベッドを確保しなければとそこの予約をお願いしました。ここのインフォーメーションは宿の予約手数料なし、とガイドブックに書いてあったけど、安い宿の場合はあるのか3ユーロとられました。宿泊58ユーロで3ユーロの手数料は痛い、、、。

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さてその58ユーロのホテル。シャワーとトイレは共同ですが部屋はまずまず広く、オーナーの雰囲気もよく、今朝になってみると朝食もとっても良い!(ゆで卵が仕切りのついたかわいいバスケットに入ってる!)0001a

0003a これでネットができれば居てもいいんだけど、やっぱり全体的に味気なく数日滞在する気にはなれなくてできれば移りたいと昨夜からずいぶんと探しました。

ガイドブックでみつけたホステル「水曜日まで埋まってます」。そこから紹介された近くのホテル「ずっと埋まってます」。ガイドブックでみつけたまた別なホテル「すっかり埋まってます」。しょぼしょぼと帰り道を歩きながら、飛び込みで聞いたホテル「まったく埋まってます」。
100ユーロ以下のホテルはそれなりにあるはあるけど、どこも満杯。
あーーー私たちの今日(6月10日)の宿はどうなるのかしらーーー。

これを書いている間、ランドリーがあるというので出かけていた夫(妻は書き込み夫は洗濯に、、ってばれちゃいましたね)すごすごと戻ってきました。「みつからなかった」
ここへきて大苦戦の私たちです。

追記:
また今インフォーメーションに駆け込みました。
昨日の108ユーロでもいいと思って。
そしたら今日は「インターネットが出来るホテルは最低160ユーロ」
「280ユーロなら文句なく出来ます」
オーノー!

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ベルギーの素敵な片田舎

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Borgloonの街並み
                  

ベルギーの素敵な片田舎

6月8日日曜日、ベルギー、ヘックス城近くの名も知らぬ町に泊まることになった私たち。
町中の案内でようやくここがBorgloonという町だと分かりました。
ホテルもとっても快適だし、この片田舎の町もとっても居心地のいい町。

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ホテルで教えてもらったブラッスリーがまた正解!
地元の名物を教えてと頼んだら、肉料理はブタのスペアリブ、魚料理はニジマスのソテーだというのでそれを注文。0009a_2

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巨大なスペアリブと立派なニジマスがとっても美味しかった。
ベルギーはグルメの国だというのも納得できました。

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この町の史跡らしい建物の写真を撮っているとプロンドの見目麗しい若者が近寄ってきて「こんな町に観光とは珍しいですね」と親しげに。「あちらの教会の方がもっと見応えありますよ」
この若者の方が見応えあったので、写真を撮らずに残念だったわ。

(話は逸れますが、この旅行、あちこちで10代後半の若者に日本語で声をかけられました。「こんにちは」とか「何をお探しですか」とか。リヨンの丘で本屋でブルゴーニュで。それ以上日本語は知らないらしく、こちらが受け答えすると後はニコニコとしているだけなんですが、あくまでも推測ですが、日本のアニメ、コミック文化が今(特にフランスの)若者に浸透してブームなのだとか、それでこんな好意的に話しかけられるのかしら。)

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6月9日月曜日、ベルギー片田舎Borgloonの快適なホテルの朝。
この先はもうしばられる予定もなくBorgloonにはもっと居たかったけど、オーナーがなんと翌日からスペインにバカンスに出かけるというのでやむなく出発。
オーナーのお母さんが孫息子と一緒にTongerenの駅まで送ってくれました。車の中で夫はお母さんからなにやら難しいこの地方の産業事情のレクチャーを受けていましたが、私は孫息子にしおりをあげたりツルを折ってあげたりしてお気楽に親睦会をしていました。さあ、この町ともお別れです。

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2008.06.09

ヘックス城への道

ヘックス城      Hex Castle (Kasteel Hex),   B-3870 , Heers Belgium

なぜヘックス城なのか。そしていったい我々はヘックス城に到達することができるのでしょうか。horse

今回の旅行、薔薇には最高の季節、だから旅のついでに盛りの薔薇を見られたらいいな位の気持ちでネットで調べると、この時期の6月6,7,8日のみベルギーのヘックス城が庭を公開していることが分かりました。lovely秋の9月にも公開しますが、年にたった2回の公開です。
1998年には世界バラ会から優れた薔薇園として選ばれ、イギリスのオールドローズ研究家Peter Beales氏のHPでも推奨されていて、これはぜひ行かなくては!と俄然はりきりました。shine

ただしもう薔薇が終わろうとしているリヨンには何をおいても行かなくてはならないし、せっかくリヨンに行ったんだからパリにも行きたいし、ジヴェルニーにも行きたい(ブルゴーニュのワイナリーにも!wine)とあれこれさまよっているうちに、ヘックス城の公開日はあと6月8日のみとなってしまったのです。この段階でヘックス城に行くにはもう車しかない!とレンタカーr-markcar予約騒ぎになったわけですが、そのレンタカー予約も難しいとなった時点で今回のヘックス城行きはもう無理だねと半分あきらめました。sad

0034a それでも一応今日8日、ジヴェルニーの宿からタクシーrvcarで、もよりの駅Vernon10:53発trainに乗りパリサンラザール駅11:40着。
RER E線subwayでパリ北駅へ直行。前日コインロッカーに預けていた荷物を取り12:25発ブリュッセル行きbullettrainに駆け込みました(前回学習したのでランチは買わずに)。ここまでが一番きつかった。ブリュッセル行きのThalysに乗り込んだときは二人でハアーと大安堵。
案の定またランチbarが出て、今回はこのランチが心底おいしかったこと。Img_0039

ブリュッセルMidi駅着13:47、そのまま13:57発のLiege行きに乗れば17:00までというヘックス城公開にかろうじて間に合うはず!と祝杯の車内サービスワインまで頼んでほっと一息しているそんなとき、オランダ語、フランス語でなにやら車内アナウンス、なになに?と聞き耳を立てると最後に英語で「この列車は20分遅れでブリュッセルに到着します。謝ります。」謝まってもらってもいったい私たちはどうすればいいの?sad

20分遅れで降り立ったブリュッセルMidi駅のプラットフォームで夫と二人、途方に暮れました。
「行ってももう間に合わないし、ブリュッセルに泊まろうか、それともベルギーの別の都市をめざして観光する?」
別の都市ということならじゃあその後ドイツに行こうとしているわけだし、じゃあやっぱりLiegeを目指そう、と14:57発Liege行きtrainに乗り込みました。Liege着16:03分。でもなにやらLiegeは駅は立派だけど街並みはさびれた雰囲気despairであまり泊まりたくないなあ、じゃあさらにヘックス城に近いTongrenを目指して、閉まっててもいいからヘックス城に行っちゃおうかとLiege発16:08trainに乗り込みました。Tongeren着16:44。

ヘックス城公開終了まで残り16分、急げ急げ!
でもイギリスの田舎でもよく経験したことですが、こんな農村の町にはタクシーは止まっていません。人待ちをしていた男性にタクシーの呼び方を聞くと、いろいろ親切に教えようとしてくれるのですが、共通言語が全然なし。唯一「Taxi」という言葉でなんとかわかってもらえたようで、そこの店で聞いて呼んであげると本当に携帯電話で呼んでくれました。happy01
「ここで待っていれば10分で来るから」とだけ言い置いて去っていく彼を呼び止めてあらためてお礼を言い、こんなときのためにと持参していた紙人形をせめてお渡ししました。

さあタクシーrvcarがやってきました。ドライバーは英語がわかる!助かった!
でもわかるから私たちの目指すのがヘックス城だということ、終了時間が5時だということ、もうその時点では16:55だということもすっかりわかって、彼も気の毒そうな顔に。
それでもいいんです、とお願いして田園風景の一本道を走ること20分。

行く手からは次々と立ち去る車や人。ああやっぱり無理だったか。sadImg_0050
でも門の前まで来ると閉まってる風でもなく。到着17:20。
タクシーは予定があるというで1時間後に迎えを頼み、我々は門の中へ。
(タクシーは荷物は預かれないということだったので、大きな荷物を2つ、門の脇に目立たないように置き、有刺鉄線に施錠。恥ずかしかったけど持ち歩く方がもっと恥ずかしいし大変。)
長いエントランスが続きその奥に受け付けが。
すると我々の他にもまだ今頃受付をする人がいて、ああ嬉しい、間に合ったみたいです。
聞けば一応18:30までは大丈夫とのこと。しかも入場料7.5ユーロも二人分しっかり。happy01Img_0053

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ヘックス城は18世紀後半にLiegeのVelbruck公の夏の離宮として建てられた城だそうで、広い芝生の奥、赤煉瓦の外観も鮮やかなモダンなお城がすっくりと建っています。その裏手がヘックス城の庭。

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庭はいくつもの区画に分かれ、整形庭園、中国庭園、菜園とテーマを決めて配置されています。

その中には小さな小さな薔薇園もあるのですが(Petite Roseraie)、薔薇園は庭園全体といってもいい位、あちらにもこちらにもさりげなく薔薇があしらわれています。
それもすべてオールドローズ。heart04

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菜園の奥に薔薇園風に。菜園の壁につる薔薇を。菜園の脇にボーター風に、というように、色合いも配置も考えられて、しかも薔薇だけではなく、コンパニオンプランツも一緒の植栽。
当然ながら私はまたしても狂喜乱舞。lovely

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1時間も居られなかったヘックス城訪問でしたが、それでもここまでして来た甲斐が本当にある素敵なお庭でした。
お庭の素晴らしさも印象的でしたが、何より年に2度のフェスティバルだということで、人々が皆、会場で売っている花の苗や苗木を手に手にとても楽しそうにすれ違う風景が何とも田園牧歌的で素敵でした。

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後ろ髪を引かれつつタクシーと約束した場所に戻ると、さきほどのドライバーがもうちゃんと待ってくれています。この後近くの宿に連れて行って欲しいという話もしていたので、すぐ近くのB&Bに直行。でもあいにくとそこは一杯。fullドライバーも「このへんはあまり知らなくて」と言いながらB&Bで聞いた別の宿へとしばらく走り、我々にはどことも知れない集落に着きました。そこのホテルの前へ。「ここで値段を聞いてきてあげます、納得したらどうぞ」というそのホテル。一泊87ユーロ朝食付き。お部屋を見せてもらったらこれがいままでで一番設備がいい!confident
私たちはすぐに快諾。ドライバーはさらに細かいことも伝えてくれて、いろいろな彼の親切ぶりに夫も思わずチップを渡していました(ヨーロッパはいらないということであまり渡したこともなかった)。

この宿で今書いています。
さきほどまでここがいったい広い世界のどこなのか、全然分からなかった私たち。
町を歩いて、ようやくBorgloonという町だということが判明しました。
宿も設備もオーナーもフレンドリーで居心地いいし、町に出て入ったブラッスリーrestaurantがリヨンに並ぶおいしいお店で、感動感激の一日でした。でもやっぱり今日も疲れた。今日もというより、今日はことさら疲れました。はあーーー。でもヘックス城にゴールして達成感!大満足です。祝!ゴーーールbeer
この長文、ここまで読んでくださってどうもありがとう。じゃおやすみなさい。sleepy

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ジヴェルニー出発

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6月8日

快適なジヴェルニーの宿、朝食も優雅に庭を一望にできる居間のテラスルームに案内されました。Img_0003

マダムが出てきていろいろお話しているうちに「ご主人のお仕事は?」
エンジニアだと答えると「Oh, oui. そうだと思いました」
というのもこの宿に着いた途端、マダムは部屋に案内するより先に家の裏手にある水車小屋を見せてくれたのですが、その水車の回りにある電灯をどうも発電して点けているようだと夫が興味をもってしげしげ見ていたのです。なんでもその水車もご主人があれこれ工夫して動かしているそう。
ご主人もエンジニアで、その手のことが大好きな様子。

朝食をいただいたテラスルームもなんとご主人の手作りなのだとか。
本格的できれいな仕事ぶりにぴっくり。
うちにも一人、大工仕事が好きな夫が。
水車発電といい、大工仕事といい、夫はこの宿のすべてが心底気に入ってうらやましそうでした。
出来ることなら自分でも水車を動かし、電気を発電し、何でも作れそうなほどの広い敷地のあるこんな所に住みたいんでしょう。
でもこの家を維持するには、あの広大な芝生の芝刈りがあるのよ。
下手なミニゴルフ場くらいもある広大な芝生。
さりげなく植わっている植栽の手入れだって膨大。
そもそも我々がこんな邸宅を手に入れる財力だってありゃしない。

すっかり自分もお仲間顔のシェパード

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その庭を小鳥を追い回して疾走するシェパード。
(まだ8ヶ月のシェパードだそうで元気をもてあまして駆け回っています。)
裏の水辺にはカモのヒナたちがピヨピヨ。
本当に平和でのどかな空間です。

こういう生活って、幸福度数が高いんだろうなあ。

うらやましさたっぷり、でも十分にこの宿泊を愉しんで、この宿を後にしました。

マダムがコガモを連れて来ちゃいました!コガモと遊びたいシェパード!

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2008.06.08

ジヴェルニー滞在

ジヴェルニーのモネの庭

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6月7日

ジヴェルニーにあるモネの庭を訪れました。
お庭の感想以前に、たくさんの人、人、人、多種多様な人の数にびっくりしました。
個人も団体も世界中から人が次々押し寄せて来るために、もよりの駅から出るバスも満杯。
モネの庭の受付も延々と長蛇の列。お昼を食べてる間に減るかなと食後に見るとまた長蛇。
モネの邸宅の中に入るのにまた長蛇。これも減ってから並ぼうと待っている間に次々とツアー団体客。さすがモネの絵、それも睡蓮の絵が世界中の人たちに愛されているのだとあらためて実感しました。

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邸宅の前に広がるのはポピー、薔薇、などさまざまな花々の咲き乱れるコテージガーデン。
モネがこんな自然にとけ込むナチュラルガーデンを好んだことがまた嬉しい私。
でもここでも人が多いために前に進むのも大変でした。

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道路をはさんで反対側が、あのモネの傑作、睡蓮の連作を生んだ池のある庭。
池の周りには水辺に合う植栽が配置され、睡蓮の絵でも印象的だった柳の枝が影を落とします。
今日も一時は雨が降りそうな雲行きの日だったのが、私たちが居る間に薄日が射したり曇ったり。
そのおかげで光が踊る睡蓮の多様な色合いを見ることができて、モネがこの池でカンバスを広げてこんな色彩の変化を描こうとしていたんだなあと感慨深いものがありました。

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それにしてもすごい人。
今日が土曜日ということもあるんでしょうけど、池の周りの小径にも池にかかる橋にも人がびっしり。
その後邸宅の中を見ながら私は疲れ果てぐったり。
ところが夫はここで俄然元気に。
邸宅には歌麿、北斎、広重の浮世絵が数知れず展示されていたのです。
モネは日本文化を愛しその影響を受け、浮世絵も多数蒐集したのだとか。
日本にいてもそうそう本物の浮世絵を見る機会もなかったので、確かにこれは見応えがありました。

その後タクシーで予約していたジヴェルニー近くのコテージに。
これが大正解!

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着くなり大歓迎で翌日の出発のことを相談したら「お庭でお茶でも飲みながらいかが?」
ちゃっかりと我々もワインを頼み、今日の夕食はモネの家の近くで買い込んできたフランスパンのサンドイッチをナイフで切りながら、お庭のパラソルの下でワイン三昧。
広い芝生、手入れの良い薔薇の植栽。
おりこうさんのシェパードが二匹、友達感覚でこの晩餐のお供に。

さらに裏を流れる水辺にはカモの夫婦とコガモがいっぱい。
ちょこちょこと陸にあがったり、また水辺に戻ったり、一羽皆より遅れたコガモがいて、その心配をしたり。
なんてのんびりと平和な田舎のひとときでしょう。

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90ユーロはちょっと贅沢かなと思いつつ予約した宿でしたが、この贅沢さを思えばだんぜんお得。
地球の歩き方でみつけた宿ですが、おすすめです!
(しかもコード番号もなく、インターネット回線を引っ張ることもなく、ネットが出来る!パリであれだけ苦労したから感激です!)

Le Moulin de Villez
78270 Limetz Villez
Tel:0130422350

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レンタカー会社って

La Defense駅にある新凱旋門グランドアルシュ
振り返ると遠くに凱旋門が。一直線に並んでいます。

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モネの庭のあるジヴェルニーへ行くのに、何とかレンタカーを借りたいものだと、この日二人で予約をするために悪戦苦闘。
意外とパリの街中でレンタカー会社を探すのって難しいのです。
さんざん見つけても見つからず、最後に飛び込んだツアー会社に聞くと鉄道の駅にあるというので、バガテルへ行く先にあるLa Defense駅へ。駅に降り立ち見回してもやはり何も見つからず。大きなホテルがあったので、そこに聞いたらわかるのでは?とインフォーメーションに。
フランス語オンリーで英語が通じない中、Hertz!Avis!と我々も必死。そこの女性もしばらく悩んだあとなにやら本で調べ上げ、「Avis、ここ!」と地図を渡してくれました。

さてその地図を片手に歩くこと10分、周りは全くレンタカー会社なんてなさそうな新都心のオフィス街。

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たどり着いた場所の守衛さんもこんな場所にふさわしくない旅行客にけげんな顔。彼も英語が片言なので我々をそのビルの受付に案内。
その受付。さすがに受付の女性はなめらかな英語でよく話が分かりました。で、我々に「どなたにご用ですか?」
この時点で私たちもそれまで「もしや」と心配していた不安が的中したと悟りました。
最初のインフォーメーションの女性が教えてくれたのは、Avisの本社だったのです!
こんな旅行者が本社に行ってどうする!

しかもそこは次の地下鉄駅のそばで、我々は地下鉄一駅分、歩いてしまっていたのでした。
その後、薔薇園に行くのにも歩いたし、まあこの旅行は健康的だこと。

レンタカーに関しては、予約をもうすっかりあきらめてバガテル薔薇園を目指していたら、偶然Les Sablons地下鉄駅の真ん前に!こんなものなのよね。
レンタカー会社で見積もってもらったら、我々の予定で借りると20万円もかかることがわかって、あっさり断念しました。
結局モネの庭へは、鉄道とバスを乗り継いで行くことに。
あーまた疲れた。

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バガテル公園薔薇園

バガテル公園薔薇園

Parc de Bagatell
Route de Sevres-a-Neuilly, 75016, Paris
地下鉄1号線Pont de Neuilly駅からバス43番Neuilly Bagatelle行き乗車、Place de Bagatelle下車、徒歩10分


Parc de Bagatell

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6月6日

地下鉄Les Sablons駅に降り40分以上歩き続けて(上記のようにバスで行く方法があります。私達は事前調査不足。)バガテル薔薇園に着いたのはもう夕方5時半過ぎ。こんなに歩いて(その前にレンタカー騒ぎで地下鉄一駅歩いていたので。別に書きます)目の前で閉まったら悲しすぎ!との願いが通じたのか、この季節は夜8時までのオープンということで急に元気になった私。入場料3ユーロを払い、ブーローニュの深い森の小径を曲がったら、またまたそこには別世界が現れました。
開けた薔薇園一面に、薔薇、薔薇、薔薇。ポール仕立て、ロープ仕立て、丘の上にはガゼボ。Img_0070_3

この時点で私はまたまた元気百倍。
パリの薔薇の開花状況は本当に今最高です!
蕾がまだまだたくさんあるのに、開花も真っ盛り。
キラキラと色鮮やかな薔薇の競演が展開していました。

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今回は夫は「うんなかなかいいじゃないか」
ライレローズとは違い、ピンクの薔薇一色ではなく、赤や黄色、オレンジなど、はっきりした色合いの薔薇が多かったのが夫ウケしてみたいです。(そうじゃない、とここで異議が入る。)
オールド系の薔薇が好きな私は、淡いピンクや白薔薇のほんわか系の薔薇が好きなので、ライレローズのオールドローズ薔薇園が何よりの至福。
人の好みはいろいろだということでしょう。Img_0094

夫はここでは絵心が沸いたらしく、どこに隠し持っていたのかビデオ撮影を始めました。
簡易三脚にビデオを設置し自動撮影。たまたまその前をカップルが通りすぎました。
「ヤッタ」と夫。、、って一体何を撮ってるの?
こんな夕刻なのに、ヨーロッパの夏時間おそるべし。6時過ぎなのに全然昼間の明るさ。そのうちカメラマンを引き連れた結婚写真を撮るカップルまで現れました。

メインの整形薔薇園から出て少し歩くと、そこにも手入れの良い薔薇と花々の植栽が。

Img_0006 つる薔薇とクレマチス、花は終わっていましたが藤などが、さまざまなコンパニオンプランツとセンスよい取り合わせで植えられていました。
もちろん、これをみつけてまた私は元気。写真もパチパチ撮りました。

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さあ、我々のパリ滞在も今夜限り。
明日はモネの庭、ジヴェルニーを目指します。Img_0019

付記:
ライレローズは視野一面ローズタワーでまるでおとぎの国のようだったので大笑いしました。お間違いなく。もし色とりどりだったらもっと笑っていたでしょう。バガテルはタワーの間隔が広く色取り以外はライレローズより落ち着いているように思います。< 夫

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2008.06.06

パリ二日目 ライレローズ薔薇園、マルメゾン宮殿

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  • Val-de-Marne薔薇園(ライレローズ)
    Roseraie du Val-de-Marne
    Rue Albert Watel  94240 L'Hay-les-Roses  France

    (地下鉄Porte d'Italie駅からバス184、186番 l'Hay-les-Roses Sous-Prefecture Eglise下車。184は目の前。186は少し歩きます。)

6月5日

パリ滞在2日目、ライレローズという名前でも知られているパリ郊外の薔薇園、Val-de-Marne薔薇園に行きました。
その一角が見えるなり、夫は笑いが止まらず。
「どうしたの?」「もう笑っちゃうよ、くくく」「???」Img_0013
結局この薔薇園にいる間中、夫は笑い続け。圧倒的にピンク薔薇の多い色彩が、夫には可笑しくも気恥ずかしくも、もうどうにも身の置きどころがなかったみたいです。
(そんな言ったらウチの庭だって、ピンク系が多いんだけどなあ。)

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薔薇園自体が色合いだけではなく、ポール仕立て、フェンス仕立て、アーチ仕立てが多かったことも、ピンクが目立つ理由でした。夫いわく「まるでデコレーションケーキだ。」
私はといえばケーキも薔薇もピンクも大好き!なのでこの薔薇園に足を踏み入れた途端、私は心ここにあらず。というのも薔薇園の半分は、私好みのオールド系の薔薇がテーマ別に区分けされ、しっかりと名札もつき、樹勢ものびのびと今を盛りと咲き誇っていたからです。
本当に今回のこの旅は薔薇の季節にぴったり!あちらでもこちらでも、花びらがこぼれんばかり。

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放心状態の私を見て、もう夫はあきらめの境地。「今日はここだけで終わるんじゃない?」
そうかも。オールドローズの植栽の中に一日埋もれていたいくらい。Img_0012


でもなんとか脱出できました!お腹がすいてのどが渇いたので。園内のカフェでキッシュのお昼。
夫はしっかりワインもつけて。そのワイン、石油缶のような大きな入れ物から注いでいたのが可笑しかった~。

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  • マルメゾン宮殿薔薇園
    Musee National des Chateaux de Malmaison et Bois-Preau
    1 Av.du Chateau 92500 Rueil-Malmaison

    (パリ RER A線 Grande Arche de la Defense からバス258番 Le Chateau下車。)

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午後はもうひとつパリでぜひ行きたかった場所、マルメゾン宮殿へ。Img_0005
ナポレオンの皇后ジョゼフィーヌが短いナポレオンとの結婚生活の数年を過ごし、離婚後もここで薔薇の蒐集と保護につとめた、オールドローズ好きな私にとっては聖地。、、、という思い入れの割には、話には聞いていましたが薔薇はそっけないほど少なく手入れも行き届かず、少し寂しい薔薇園でした。マルメゾン宮の建物へと通じるエントランスの両側にぽつぽつ。建物右手の庭に真中の芝生の縁にそってぽつぽつ。

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建物の左手には隠れるようにオールドローズの植栽があり、こちらは20種類くらいはあったでしょうか、でも伸び放題で手入れもされておらず、忘れ去られたような薔薇園でした。ジョゼフィーヌの心の奥底に潜むさみしさを見たような気がして、あまり写真も撮らずに帰りました。

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旅のトラブル-パリ編

Parisへ行く前に立ち寄ったBeauneの町並み

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Beauneのキッシュの店とキッシュ   

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旅のトラブルーパリ編

6月4日

またトラブルです~。
パリのモンマルトルにある経済的ホテル(85ユーロ)に到着しました。
部屋もトイレも狭いけど、パリの街中にあるんだからこれならいい方でしょう。
ホテルまでの道にはカフェレストランがいっぱい。果物屋も雑貨屋もいっぱい。
パリには3,4日いるつもりなのでこれは正解!と喜んでいたのもつかの間。
ぜんぜんインターネットがつながりません~。

それもいままではどの宿でもタダだったのに、ここはインターネットするために2時間分のアクセス料3ユーロをわざわざ払うシステム、それなのにどうにもこうにもつながりません。
いままで泊まってきたB&Bクラスのどの宿でも最初苦労はしたけど、いろいろな方法を試してみて結局は出来ていました。
ロビーには自由に使えるパソコンがあって、宿泊客が代わる代わる利用しているけど、我々の場合、日本語ソフトが必要。ブログにアクセスする設定が必要。ともろもろの理由で、持参のパソコンが動いてくれないことには商売(?)あがったりです。
しかも今後行く先々の情報を集めたりネット予約をとったりしようと思っていたのに~。
今夜はもう寝るしかないけど、明日はホテルを移るしかないかな~。
だいたいこのコメントをアップできるのはいつ?
皆様がこれをもし読んでいらっしゃるなら、この問題は解決しているということ。読めていたらご安心ください。

モンマルトルのブラッスリー

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クレープとパスタの夕食

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モンマルトルのこのホテル。外に出れば至る所にぎわうブラッスリー、カフェテリアと食べるところに困りません。それにコインランドリーも近くにあり、庶民の旅を続ける我々にはほんと便利な場所です。
溜まりに溜まった洗濯物を抱えて洗濯開始(4ユーロ)。その間近くのブラッスリーでトマトとチーズ入りクレープ、サケとクルミのパスタを食べながら洗い終わるのを待ちました。時間をみはからって乾燥機に(1ユーロ)。食事も終わってさあ洗濯物を取りにと戻ったら、えええ~?もう閉まってる!
よく見ると開いてる時間は朝7:30~夜10:00と書いてあります。
夏時間で9時過ぎでもまるで昼間の明るさなので、もう10時になってたとは気づかなかった。
あわわ。我々の洗濯物、乾燥機の中で明日まで過ごすのか~。
恥ずかしい~。だいたいしわくちゃになってることでしょう。

コインランドリー0005a

追記:
今朝(6/5)第一番に取りに行きました!
ちゃんと入れたままの状態で半乾き。今部屋いっぱいに干しているところです。
部屋で買ってきた朝食を食べながら。

近くのパン屋さんの出来たてサンド、下手なホテルの朝食よりおいしい。
クロワッサンも外はカリカリ、中はふっくら。

6/6、隣のホテルが共同のパソコンに日本語ソフトが入っていて、このホテルに変えました。でも状況は相変わらず。このパソコンのせいなのかなあ。
近くにインターネットカフェもあるというので、これから行ってみます!

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Trouble again!

Now we are in Paris, but unfortunately I cannot write my blog in Japanese!weep

I can access my blog and I can read it in Japanese by the computer of the hotel.

As for my new report, please wait for a while, I will try everything I can.

I can read the comment.  So your comment is always welcome!

Today we are going to Parc de Bagatelle.

It is raining now.rain  I hope it will stop raining!sun

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2008.06.04

楽しいワイナリーツアー

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6月3日

今、Chalon sur Soaneのもと領主の館、Moulin Madameという宿に泊まっています。
www.moulinmadame.com
(一泊65ユーロ。ディナー、一人25ユーロ。朝食一人5ユーロ。)

石造りの古めかしい館。
天井が高く、黒々とした梁も古く、ドアや床もきしいで雰囲気抜群。
すっかり領主夫妻の気分です(?)
建物はいかめしいけど、でもとってもアットホームな宿。
オーナーは日本好きでとっても親切な人で、駅へ向かえにきてくれたのも彼(乗る予定の列車が存在しないことがわかっておおあわて。電話して遅れることを伝えようとおおあわて。公衆電話をかける方法から模索してようやくかかったら、留守録だったのでうまく伝わったか心配でしたが、ちゃんと留守録に入っていたそう)、ワイナリーツアーに案内してくれたのも彼。

さあそのワイナリーツアーです!
私たちがめぐったのはMercureyとGivryというワイナリー。0062a_2
以前オーストラリアで行ったところはいかめしい大きなところで、サービスする人たちもタキシードを着た美男美女。
今回もそのつもりで緊張気味だったら、期待は嬉しくはずれました。
まあなんて気さくなワイナリー。

どこも田舎の民家ワイナリーで、次々と試飲をサービスしてくれる人はお腹の大きな地元のご主人だったりお兄さんだったり。
一人に1つグラスを渡してくれて目の前に並べられたそのワイナリー自慢のワインを数種類試飲するのですが、飲みきれなかったら近くにある容器におしげもなく流してしまいす。
ワインなんてそんなに飲めない私がもったいなくてなかなか捨てられないのに、私たちと一緒にご主人もちゃっかり飲みながら、容赦なくぼんぼん流して次々と試飲。
お客にサービスするより自分が試飲を楽しんでいる雰囲気。

点在する村々を宿のオーナーとその友人が案内してくれたのですが、ここらへんはどの家もはちみつ色の石積みの古いままの家々で、まるでイギリスのコッツウォルズ。
私がバラ好きだと知って、ワイナリーに行く途中、ぶどう畑に植えられているバラをわざわざ見せてくれました。

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バラは病気にかかりやすいため、ぶどうが病気にかかっていないかいち早く知るためにバラを植えるのだと以前聞いたことがありましたが、本当にそんな感じでぶどうの畝のすぐ手前にバラの木が。もっともわざわざ回って見せてくれたその場所くらいで、他ではあまり見ませんでした。もうすたれつつある習慣なんでしょう。

私が何より感激だったのは、びゅんびゅんと車をとばすその田舎道の両側に野バラが今真っ盛りで咲いていたこと。 あるものはピンク、あるものは白。Img_0035 どちらもこの辺のwild roseで、Wildroseという名のワインもあるそうです。
お願いしてこの野バラの写真を撮るために車を何度かとめてもらい、いったいこの客はワインが目的かバラが目的かとあきれたことでしょう。

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夜のディナーは今回は宿で頼んだもので、 田舎風。
ポークのゼリー寄せ、トリ骨付きもも肉のソテー、いんげんとマッシュルームの付け合わせ、クリームとヨーグルトのようなチーズ、木イチゴのタルト。
そして白ワイン、赤ワイン飲み放題。
余ったワインを部屋にももってきて、お風呂あがりにまた飲みました。
これじゃまるでのんべ。でも私はお酒はそんなに飲めないんですよ、本当の話。

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朝食の巨大クロワッサン カフェオーレカップも巨大                                                

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リヨンのおいしい夜

リヨン旧市街

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昨日は実は私の誕生日でした。
それがLa Bonne Maison訪問の日となったのは全くの偶然。なのでことさら私には、La Bonne Maisonは記念すべきお庭となりました。

リヨン第一日目はLa Bonne Maison近くのChambre d'Hote(フランスの民宿をこう呼びます)に宿をとったのですが、部屋が雨でぬかるんだ庭の小道を崖下まで30mも下らなくては行けない所でしかも街のはずれにあるため、二日目はリヨンペラーシュ駅近くの小さなホテルに。
夜はそこからリヨンの旧市街を見学&食事をしに出かけました。
世界遺産にも指定されているリヨンの旧市街はまるで中世の街並み。リヨンは古くはローマ時代からもうすでにガリアの首府として栄えていた街だそうで、石畳の小路の両側にびっしりとたつ建物は、その壁の中の石積みが本当に古そう。

ここの小路にはかわいいブションがいっぱい。店の前にテーブルや椅子を並べたカフェ風の庶民的なレストランをリヨンではBouchonと言います。グルメの街リヨンでは高級レストランじゃなくても、こんなブションのお料理がとてもおいしい。私たちは前日のランチで経験済みです。

ちなみにブションの前には、黒板にチョークでその日のPlat du Jour(本日の一皿)の内容と値段が書いてあり入る方も気楽です。プラデュジュールは一皿の上に、メイン料理とサラダが一緒に乗っていて値段も8-10ユーロくらい。メインはお肉のパイ包みだったり、魚だったり、キッシュだったりとランチにぴったり。48

この旧市街でもそのブションの1軒に入りPlat du Soir(本日のディナー)20ユーロを頼みました。
ランチと違って前菜、メイン、デザートを数種類の中から選ぶお手軽ディナーですが、値段も明確だし、選ぶのも楽だし、そして何より味が抜群。前菜は夫はエスカルゴのクリームグラタン。私は子ダコやエビ、干しトマト(?)入ったサラダ。メインは夫がラム肉のステーキ。私は金目鯛(?)のステーキ。どちらにもアーティチョークやズッキーニの付け合わせ。デザートは夫、フルーツのサラダ。私パンナコッタ。

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実は昼間La Bonne Maisonで興奮状態だった私はこの時点で疲れ果て、デザートを食べながらうつらうつらしていました。夜も更け私たちのいるブションは特に人気で、混み合うお客の中を縫うようにバラの花売りをする男性がやってきました。夫がふと私の誕生日だからとそのバラを買い求めたそのとき(2本で5ユーロ)、私たちの横にはずっと若い女性が二人ぺちゃくちゃおしゃべりに盛り上がっていたのですが、Img_0048_2 一瞬の沈黙が。疲れてさえない夫婦連れ?が突然バラの花を買ったことが注目だったみたいです。
それにしても夫のヒット。帰り道私はバラの花の香りをかぎながら「花売り、あなたが呼んだの?」「そうだよ」
それは冗談ですがお誕生日の夜にぴったりの演出でした。
のろけ話でごめんなさい。

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La Bonne Maisonにて

La Bonne Maison
99 chemin de Fontanieres
69350 La Mulatiere
France

6月2日

La Bonne Maisonは、想像と期待をはるかに越える素晴らしい庭でした。
このためにはるばるとやって来た価値が充分にありました。いえ充分以上でした。

La Bonne Maisonの庭

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庭に入るなり私は感激して熱病状態。庭には淡泊な夫でさえ「うんこれはすごい!」と絶句。
目の前には大木を駆け上る白薔薇、建物の壁面を滝のように彩る白薔薇、小屋を覆い尽くす白やピンクのランブラー。あの木にもこの木にも、その建物にもこの壁にも、あらゆるものに薔薇が意図的に誘引されてしだれ咲いています。
そしてそれらの薔薇を背景にして、濃いピンク、淡いピンク、クリーム色、紫色のおびただしい数のオールドローズが、自由にのびのびと自分にぴったりの居場所をみつけて風景を作り上げています。その合間合間にはキャットミント、デルフィニウムなどの青系の花々、さまざまな色合いのカラーリーフ、名前も分からない珍しい小花が配置され、よく見るとつる薔薇の合間にはクレマチスもさりげなく。

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ここしばらくずっと雨が降り続いているそうで、あいにくこの日も朝から雨でした。
マスクリエ夫人も「先々週まではよかったのよ」と雨に打たれてうなだれる薔薇が残念でどうしようもない様子。
でも私には、そんな雨に打たれてもなお美しさをしっかりととどめているこの庭の方が驚きでした。
しかもその雨はすぐに小降りになり、写真撮影にはほどよい花曇りに。薔薇の花には霧吹きをしたように水滴が。つい夢中で写真を撮りまくってしまい、気がつくとカメラは電池切れ。予備を持ってきたはずが無くて、夫は宿まで取りに。と、ほどなく夫人と一緒に戻ってきました。聞けばなんと事情が分かった夫人が、ご親切にも近くのお店まで車を飛ばしてくださったのだとか。ただでさえ雨上がりの庭の手入れでお忙しいときにそこまでしていただくとは。恐縮の極みでした。
そしてまた夫人は、膝までの長い長靴とジャケットという勇ましい、でもとってもお似合いな服装で、剪定した薔薇の枝を抱えて運び、また剪定し、と大忙し。もう一人、庭の手入れをしている男の方以上にせっせと動き回っていらっしゃいました。

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その間私は庭園を自由に(熱に浮かされて)さまよっていたのですが、最後においとまのご挨拶をしに行くと、庭の奥までさらに私を案内してお気に入りのランブラーを次々と教えてくださいました。大木に駆け上がる白薔薇もひとつひとつ全部名前が違うのです。そのひとつひとつの名前を口にする夫人の様子からは、夫人が心からこれらの薔薇を愛して慈しんでいる気持ちが伝わってきました。

天気の方も私がいるうちにすっかり晴れて、今回の私はつくづくラッキー。というのも雨のせいと少し時期が遅かったせいか、庭は私たちの貸し切り状態で、心ゆくまでこの夢のような庭を堪能できたからです。
この先まだまだいろいろな庭園をめぐるつもりですが、こんなにも贅沢なひとときをこんなにも贅沢な庭で過ごすことはきっとないことでしょう。マスクリエ夫人が30年以上かけて丹精して作りあげてきたこの庭は、はっきりとそう言い切れる庭でした。

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御参考までにURLを書いておきます。

www.labonnemaison.org

3月1日から6月30日まで、日曜日を除く午前9時から午後1時まで公開。

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追記:
夫人と最後に話していると入り口を手伝っている女性がやってきて「ご主人が咳き込んでいますよ」あらら。
来たときマスクをしていた夫を夫人が気遣ってくださったので「薔薇花粉症なんです」と説明していた私。
嘘のような本当の話で、実はうちの夫は薔薇花粉症なんです。直接薔薇の花粉を吸い込んだり薔薇だらけの中に長時間いると、目が腫れて咳が出てきます。
でもそれでもかまわないとヨーロッパ「薔薇の」旅につきあってくれた夫。マスクをしてたいがいは大丈夫なんですが、でもLa Bonne Maisonのあふれる薔薇はその許容量を超えてしまったようです。
そのくらいすごい薔薇というべきか、それともそんな夫がこの先の薔薇の旅続けても大丈夫かと妻としては気遣うべきかしら、、、。

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2008.06.02

旅のトラブル

6月1日

いままでトラブルもなく順調にきた私たち。とうとうトラブルの連続です!
トラブルなんてもんじゃなく、指定席をとった列車が目の前に見えるというのに(透明な窓がついていたのですっかり見える)、プラットホームに上がるエレベータに二人で閉じこめられてしまったのですsign03
発車まであと10分。焦る焦る。あわててボタンをチェック。呼び出しボタンを押すと「どうしましたか?」と呑気な声が。「閉じこめられました!」「場所は?」「5,6番線のエレベータです!」「今誰かを行かせますから」ったって誰も来やしない、、、。sweat02
次なる手段。非常ボタンを押しました!どんなに大騒ぎになるかとそれまで押さなかったのに、これってエレベータの外で単にビービー鳴ってるだけ。窓から見える人々も自分のことで忙しそう~。そうこうしているうちになぜか自然とドアが開き、なんとか高速列車に駆け込むことが出来ました。あ~疲れた。ブリュッセルのエレベータには気をつけましょう~。夫が言うには非常ボタンのおかげで機械が自分から開けようと働いたのでは?と推測。どうでもいいけど、開かない原因の方が知りたい私でした。

どっと疲れてパリ行きの列車に乗り込み、買ってきたサンドイッチや飲み物を食べ始めた私たち。車内販売風のカートがやってきました。「何かお飲み物は?食べ物は?」と聞かれたのでNo thank you.
するとえらい驚いた顔をされたのでこちらも意外な気分に。でもふと思い直して推測してみると、どうもブリュッセルーパリ間のこの一等列車には食事と飲み物がつくみたいでした。もう半分以上もこちららしいボリュームいっぱいのサンドイッチ食べちゃった。でももらいましたけど。ワインとトレーに載った立派なお食事を二人分。今日は夕食はいらないかも。

Img_0103_2 パリ行き車内サービスのお食事

さらにパリでは、北駅からリヨン行きのTGVが出るパリ・リヨン駅へ移るのにまた大騒ぎ。RER線に乗って移動するのですが、この区間のRER線はユーレイルパスが使える、とガイドブックにあるのでいろいろな窓口に並んでもどこでも「だめ」。
そうこうしているうちに時間も迫り、結局チケットを買って移動。
はあ~~、今はやっとリヨンへ向かうTGVの中でこれを書いています。
TGVや高速鉄道には電源がついててパソコンが出来るのです。インターネットは無理そうですが。

宿のインターネットも有線なら大丈夫。今日は無線LANでなんとか弱い電波を拾いながらがんばっています。
>ご心配いただきありがと~。
札幌は寒そうですね。こちらは札幌の暖かい日くらいの気温です。

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ブリュッセルの朝

6月1日

今日から6月。元気でブリュッセルの朝を迎えています。sun
時差でいつも朝の3時頃には起きてしまう毎日。行動が早くなってそれもまあいいかな。
ここのB&Bも大正解!
ここのオーナー夫人はデンハーグの夫人よりは庭への情熱は薄いようでしたが、それでも食堂から続くB&Bの庭はかわいらしいすてきな庭。ここで子育てをして子供が独立したので部屋を貸しているのだそう。
朝食もフルーツコンポート、ヨーグルト、チーズ、各種パン、コーヒーとまずまずの朝食。昨日もそうだし、ベネルクスのB&Bもなかなかいいです。

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昨日デンハーグでは、薔薇園を見たあとデンハーグへ来た一番の目的、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を見にマウリッツハウス美術館へ。見ました見ました。輝く目をした北のモナリザと呼ばれる少女の肖像。その目以上に白く輝く大粒の真珠。借りた日本語版のカセット案内によると、真珠の輝きを出すのにフェルメールはたった二筆しか加えなかったそうです。本当にその二点の白絵の具が、その絵の中で何よりも強く輝いていました。shine
私は映画「真珠の耳飾りの少女」で、この少女を演じたスカーレット・ヨハンセンの透明感のある表情と感情を抑えたその役柄がどうしても浮かんでしまうのですが、解説によるとこの少女のモデルは特にいなくて画家が想像の中で描いた作品とのこと。本当かしら。今にもそのうるんだ瞳を瞬かせて語り出しそうに思えるのですが。

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2008.06.01

ウエストブローク公園薔薇園

ウエストブローク公園薔薇園

Westbroekpark, Den Haag, Holland

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5月31日

デンハーグのB&Bのすぐ後ろに広がるウエストブローク公園。朝の散歩の時も薔薇園を見に出かけた時も、さまざまな鳥に出会いました。クロツグミに姿も鳴き声もよく似たクロウタドリ。金属的な鳴き声のシジュウカラそっくりさん。やっぱり歌のうまいキビタキそっくりさん。鳥の本も買ってチェックしなければ。book

その公園の奥に案内図にRosariumと記された広大な薔薇園があります。B&Bのオーナー夫人からも「先週行った時はまだ咲いてなかった」と言われていた通り、まだ薔薇は堅い蕾。でも白い野バラがちょうど見頃でした。野バラの真ん中にベンチが据えられているのは、やっぱりこの街には野バラ愛好家が多いのですね。きっと。

野バラのベンチ38

薔薇園自体は、薔薇が主体とはいえ区切られた薔薇の植栽の周りは広大な芝生、そのボーダーにはシャクナゲやツツジなどの花木や草花がきれいに植えられて、公園としてとても立派な見応えのある公園でした。薔薇園としてみるとオールド系の薔薇はほとんどなく、薔薇も平面的に植えられているだけで、わずかにつる薔薇の数本がフェンス仕立てでちらほら咲いていました。その中に1本、枝先がすっかり枯れているものがあり、ふと、北海道のように寒さが厳しい地域のような気がしました。

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休日のある一日、日頃の疲れをいやすために緑豊かな芝生の庭を薔薇を愛でながら歩きたい、そんな気分の時にはとっても心休まる薔薇園だと思います。薔薇の数はかなりあるかと思いますがどれも小ぶりな樹勢で、公園全体の広大さと緑の豊かさが薔薇の存在感を和らげるようにうまく考えられて作られている、そんな公園でした。

遊び心が可笑しい大きなスコップのオブジェ

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